【ドラム講座】初心者ドラマー スティックの持ち方 【V-School #3】
※動画掲載時は2020年5月のお話です。
今回ドラムスティックの持ち方についてドラマー里英さんに教えていただきます。
正しい持ち方や色んな種類の持ち方を覚えることでドラムが飛躍的に上手くなります！
▽前回のブログはこちら
【V-School #2】ドラムはじめよ！何でも出来ちゃう奇跡のドラム「Alesis(アレシス) / CRIMSON II KIT」レビュー
目次
- はじめに
- マッチド・グリップ
- フレンチ・グリップ
- ジャーマン・グリップ
- アメリカン・グリップ
- レギュラー・グリップ
- まとめ
はじめに
ドラムの始めたてはスティックってどうやって持つんだろう？と疑問に思う方が多いと思います。
始めたては持ちやすい持ち方で叩くほうが楽しかったりすると思いますが、色々な曲を今後やっていく上では様々な持ち方を知っておいて損はないと思います。
お箸を正しい持ち方で持つのと同じ感覚でスティックも持ち方次第では綺麗なフォームだったりかっこいいフォームに見えることもあります。
今回はそんなスティックの持ち方をいくつかご紹介したいと思います。
まずスティックの持ち方には大きく分けて「マッチド・グリップ」と「レギュラー・グリップ」の2種類あります。
マッチド・グリップ
親指と人差し指でスティックをつまみ、他の指は軽く添えるという持ち方です。
基本的な持ち方でほとんどの人がこの持ち方をしています。
ロックやポップスを叩くのに使うことが多くパワーを出しやすいです。
さらにマッチド・グリップの中にも3種類の持ち方があります。
1.フレンチ・グリップ
親指の爪が上にくる持ち方です。
メリットはスティックのバウンドのコントロールがしやすいので細いフレーズや高速プレイに対応可能です。
2.ジャーマン・グリップ
フレンチ・グリップとは極端に違い、手の甲が上になる握り方です。
スティックとスティックの間が90度近くになります。
メリットはスティックの横のブレが少なくなるので打点をピンポイントで狙うことができます。
フレンチ・グリップよりもパワーが出しやすいので大きな音が出ます。
3.アメリカン・グリップ
先ほどの2つのグリップの中間のポジションです。
2つのグリップの利点を取り入れることができます。
ドラム初心者の方はまずこの持ち方をおすすめします。
レギュラー・グリップ
人によってはトラディショナル・グリップとも言います。
主にジャズ系のドラマーやスネアだけでマーチングをしたりする方が多い握り方です。
なぜ持ちにくそうな持ち方で叩くのか？
こちらの持ち方で叩くと小さめの音になるので、スパイスを入れる時にジャズのような静かな曲にあった邪魔にならない音量で繊細に叩くことができます。
あとはこの持ち方でやっている人はあまりいないので単にかっこよく見えるからという理由もあります。
実際にその理由で始める方もいます。
まとめ
このようにスティックは持ち方だけでも様々な種類があります。
里英さんの場合マッチド・グリップの3種類の持ち方を曲中で使い分けています。
そうすると曲の抑揚がつきやすくなりドラマチックな展開で叩くことができます。
今回一般的に用いられている持ち方を紹介しましたが、必ずしもこの持ち方が正しいとは限りません。
皆さんも色々な曲を叩いていく中でご自身に合った叩き方を見つけて下さい。
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