ビートメイク、激安の1万円機材は大丈夫? 比較してみる!【MPC/MPK その他】
目次
MPCとMPKって何が違うの?
AKAIのMPCとMPKシリーズは、どちらも音楽制作に広く使用されるMIDIデバイスですが、その用途と機能には明確な違いがあります。
MPCシリーズ
MPCは「Music Production Center」の略で、サンプラーとシーケンサーを組み合わせたスタンドアロン型の音楽制作ステーションです。これは、外部のコンピューターやソフトウェアに依存せずに、その場で音楽を作成・編集することができる完全自己完結型のデバイスです。MPCは打ち込みやビートメイキング、ライブパフォーマンスに最適で、パッドを使用してリズムやメロディーを直感的に演奏できます。また、サンプリング機能も充実しており、外部からの音声を録音し、それを加工・再生することが可能です。
MPKシリーズ
一方、MPKは「MIDI Production Keyboard」の略で、主にMIDIコントローラーとして機能します。これは、キーボードとパッド、そしてコントロールノブやフェーダーを備え、DAW(デジタルオーディオワークステーション)ソフトウェアと連携して使用されます。MPKは音を内蔵しておらず、コンピューター上のソフトウェア音源を演奏するためにMIDI信号を送出するデバイスです。音楽制作の際には、キーボードでメロディーやコードを演奏し、パッドでドラムパートを制作するなど、多様な操作が可能です。
APCシリーズ
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APCは「Ableton Performance Controller」の略で、特にAbleton Liveとのシームレスな連携を目的としたMIDIコントローラーです。APCシリーズは、クリップ・ローンチ、シーン起動、トラックコントロール、エフェクト調整など、Ableton Liveの操作を直感的かつ効率的に行うために設計されています。例えば、APC64は64のRGBベロシティ対応パッドを備え、クリップの起動や演奏に使用されます。また、タッチストリップ、ステップシーケンサー、CV/Gate出力などの機能も搭載しており、スタジオでの制作活動だけでなく、ライブパフォーマンスにも最適です。
また、APCシリーズはAbleton Liveユーザーに特化しており、ライブパフォーマンスやスタジオでの効率的なトラック管理と操作を求めるユーザーに最適です。
※番外 LPK25
LPK25はAkai Professionalによって製造されたUSB MIDIキーボードコントローラーで、特にその携帯性とシンプルな設計が特徴です。このデバイスは、25鍵のミニキーボードを備えており、音楽制作ソフトウェアとの互換性があります。主にPCやMacと接続して使用され、USBバスパワーで動作します。LPK25は、プラグアンドプレイが可能で、外部ドライバーのインストールが不要です。
主な特徴と機能
- ベロシティ対応のミニ鍵盤: LPK25は、感圧に対応した25鍵のミニキーボードを持っており、演奏のニュアンスを表現することができます。
- アルペジエーター: 内蔵されたアルペジエーター機能により、複雑な演奏パターンを簡単に生成することが可能です。
- オクターブアップ・ダウン: 演奏範囲を広げるためのオクターブシフトボタンがあります。
- タップテンポ: ユーザーが直接テンポを設定できるタップテンポ機能も搭載されています。
- ポータビリティ: コンパクトな設計と軽量化により、持ち運びが容易で、どこでも音楽制作が行えます。
用途と選択
MPCはスタンドアロンでの使用が可能であり、外部機器や追加のソフトウェアなしで全ての音楽制作を行うことができるため、ハードウェアのみで完結したいユーザーに適しています。対照的に、MPKはDAWとの組み合わせで真価を発揮するため、既にコンピューターベースのセットアップを持っているユーザーや、より広範な音楽制作を行いたいユーザーに適しています。これらの違いを理解することで、ユーザーは自分のニーズに最適なAKAIのデバイスを選択することができます。
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MPKシリーズ比較!
おすすめはMPK mini Play MK3
【AKAI /MPK mini play MK3】パッドにキーボード、更には内蔵スピーカー!!いつでもどこでもDTM!先代機種と比較紹介!
MPK mini Play MK3の特徴をまとめました!
機能 | 説明 |
---|---|
キーボード | 25鍵のミニキーボード、第2世代キーベッドを採用し、ダイナミックな演奏と正確なベロシティ・レスポンスを提供。 |
パッド | 8つのベロシティ対応のMPCスタイル・パッド、バンク毎に分かれたバックライト付きで、正確なドラミングやサンプルのプレイバックが可能。 |
ロータリー・エンコーダー・ノブ | 4つのノブで、パンやオートメーションなどのMIDIパラメーターを自在にコントロールし、精密なエディットを可能にします。 |
内蔵スピーカー | 新たにデザインされた内蔵スピーカーは音量や低音域の出力が強化され、外部スピーカーなしでの使用が可能。 |
内蔵音源 | 128種類以上の楽器やドラムキットを含む内蔵音源を搭載し、豊かな音楽体験を提供。 |
ポータビリティ | 約14時間のバッテリー駆動が可能で、コンパクトで頑丈な設計により、持ち運びが容易。 |
ヘッドフォン接続端子 | リアパネルに3.5mmステレオミニプラグのヘッドフォン接続端子を搭載し、深夜のプライベートな練習も可能。 |
MPK mini Play MK3とMPK mini MK3の違い
MPK mini Play MK3とMPK mini MK3は、どちらもAkai Professionalによって製造されたMIDIキーボードコントローラーですが、それぞれに特有の機能と用途があります。以下に主要な違いをまとめます。
MPK mini Play MK3
- 内蔵音源とスピーカー: MPK mini Play MK3は内蔵音源を持っており、スタンドアローンで音楽制作が可能です。また、内蔵スピーカーも搭載しているため、外部のオーディオ機器なしで音を出力できます。
- 電池駆動: 携帯性を考慮して、電池での駆動が可能です。これにより、どこでも手軽に使用することができます。
- 第2世代キーベッド: キーボードのタッチ感が向上しており、演奏性が高まっています。
MPK mini MK3
- コンパクトなMIDIコントローラー: MPK mini MK3は、主にDAW(デジタルオーディオワークステーション)と連携して使用するためのMIDIコントローラーです。内蔵音源は持たず、PCやMacと接続して使用します。
- 高度なパッドとノブ: 8つのベロシティ対応バックライト付きパッドと8個のロータリー・エンコーダーノブを搭載しており、直感的な操作が可能です。これにより、サンプリングやビートメイキングが容易に行えます。
- 無料の音楽制作ソフトウェア付属: MPC Beatsなどの音楽制作ソフトウェアが付属しており、購入後すぐに音楽制作を始めることができます。
MPK mini Plus
- 拡張されたキーベッドとコントロール: MPK mini Plusは37鍵のGen 2 Dynamic Keybedを特徴とし、ピッチベンドとモジュレーションホイールが追加されています。これにより、より表現豊かな演奏が可能になります。
- ステップシーケンサーとCV/Gate I/O: 内蔵のステップシーケンサーを利用して、独立した音楽制作が可能です。また、CV/Gate出力を通じて、モジュラーシンセサイザーなどの外部機器との連携もサポートしています。
- 5ピンMIDI I/OとUSBクラスコンプライアント: これにより、さまざまなMIDI機器との互換性が保証され、セットアップの柔軟性が向上します。
どれが良いのか
- 使用環境: MPK mini Play MK3はスタンドアローンでの使用が可能であり、内蔵スピーカーと電池駆動により、外出先でも使用できる点が大きな利点です。一方、MPK mini MK3はDAWとの連携を前提としており、より専門的な音楽制作に適しています。
- 機能性: MPK mini MK3は、制作の自由度が高く、細かなパラメーター調整が可能です。Play MK3は、その場で演奏を楽しむための機能が充実しています。
- MPK mini Plusは、拡張されたキーベッドとコントロール、ステップシーケンサー、CV/Gate I/Oを備え、より高度な音楽制作と外部機器との統合が可能です。
より多くの鍵盤と高度なコントロールオプションを提供し、複雑な音楽制作に対応します。
MPCとMPKを合わせて使うのもおすすめ!!
組み合わせて使用する利点!
- 拡張された制作環境: MPKシリーズをMPCと組み合わせることで、キーボードとパッドの両方を活用した複雑なアレンジが可能になります。例えば、MPKのキーボードでメロディーやハーモニーを演奏しながら、MPCでリズムセクションを制御することができます。
- 直感的なパフォーマンス: MPCのパッドとMPKのダイナミックなキーボードを使用することで、ライブパフォーマンス時においても直感的でダイナミックな演奏が可能になります。これにより、観客に対してより印象的なショーを提供できます。
- 柔軟なコントロール: MPKのコントロールノブやフェーダーを使用して、MPCのサンプルやエフェクトの細かな調整が行えます。これにより、音の質感やダイナミクスのコントロールがより精密になります。
このように、MPKシリーズとMPCシリーズを組み合わせて使用することで、制作の自由度が高まり、よりクリエイティブで多様な音楽制作が可能になります。それぞれのデバイスが持つ強みを活かし、音楽制作のプロセスをより豊かで効率的なものにすることができます。
MPKにおすすめのDAWソフトはAbleton!
MPKシリーズを使用する上でおすすめのDAWソフトは、Ableton Liveです。
MPKシリーズのコントローラーがAbleton Liveとの高い互換性を持っているためです。
Ableton Liveはセッションビューを利用したループベースの作業やライブパフォーマンスに特化しており、MPKシリーズのパッドやノブを活用して直感的に操作することができます。
Ableton Liveは、MIDIマッピングが非常に簡単で、MPKシリーズの各コントロールをAbleton Liveの機能に素早く割り当てることができます。これにより、ユーザーは作業の効率化を図ることができ、創造的なプロセスに集中することが可能になります。
また、Ableton Liveは、Hip-HopやEDM、テクノなどの電子音楽ジャンルにおいて広く使用されており、MPKシリーズのパッドを使ったドラムプログラミングやサンプリングに適しています。
さらに、Ableton Liveは外部ハードウェアとの連携も優れており、MPKシリーズと組み合わせて使用することで、ライブパフォーマンスやスタジオでの制作活動をより充実させることができます。
MPC Beatsはどうなの?
MPKシリーズには、MPC BeatsというDAWソフトウェアが付属しており、これもまたMPKシリーズとの相性が良いです。
MPC Beatsは、サンプリングやビートメイキングに特化したソフトウェアであり、MPKシリーズのパッドとノブを使って直感的に操作することができます。これらの点から、MPKシリーズを使用する際にはAbleton Liveが特におすすめのDAWソフトであり、MPKシリーズの機能を最大限に活かすことができるでしょう。
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