DTM DAW比較! Ableton Live & FL STUDIO
DAWとは
「DigitalAudioWorkstation」
の略で楽器の録音、MIDIの入力、ミキシング、マスタリングなどのレコーディングに必要な機能が全てが1つになった総合的な音楽制作ソフトの事です。
初心者向けからプロ仕様の物まで数千円から数十万とするものまで種類は多数で豊富ですが、近年は1万円代でプロ仕様の物が購入できるくらいになっているので初心者の方も趣味で始めてみようかな?という方もプロ仕様の物に手を出し易くなりました!
近年はどのソフトも品質や性能もほとんど差がないようになってきましたですが、なにを使っても良いという訳ではないでしょう。
それぞれに向いているDAWは異なってきます。
・バンドでデモを作りたい方
・ループ素材で楽曲制作したい方
・歌ってみたなどの歌い手さん
など色々な方がいると思いますが、自分のやりたいことに向いている適切なDAWを選びましょう!
知り合いが使っているからとか、好きなアーティストさんが使っているからという理由でも良いかと思います!
今回はループ素材で楽曲制作をしたい方に絞りオススメのDAWを紹介します!
やはりループ素材で楽曲制作をしたいとなると
FL STUDIO
Ableton Live
この2つを是非オススメします!!
どちらも操作性、ループ素材構築型のDAWで似たような機能なのでどちらにしようかな?とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そんな方の為に今回は FL STUDIOと Ableton Live の2つを比較してみたいと思います!
まずは、「FL STUDIO」 から!
こちらは既にある素材を使って作曲するのではなく、自分でループ素材を作って作曲するというのが大きな特徴です。
つまり短いフレーズを自分で作りそれをループさせて繋げて行くということですね!
あまり既存の素材には頼りたくない!!って方には向いているのかと思います。
サウンドはクラブミュージック系に特化しているというのも特徴です。
そして、1度購入するとその後リリースされる新しいバージョンを無償で入手できるので常に新しいバージョンで音楽制作をすることが出来ます!
※ですが、対応OSがWindowsのみとなっています。
・ループ中心の作曲をしたい方
・とにかく簡単に作曲したい方
・クラブ、ダンス系音楽の作曲をしたい方
こんな方にはオススメです!
次に、「Ableton Live」についてです!
FL STUDIO と同じように、自分でループを製作しそれを並べていくことで作曲していきます。
1小節程度の似通ったパターン(クリップ)を、複数の楽器で前もって製作しておき、それを感覚的に操作していきます。
DJ的な感覚でクリップを差し替えたり、オン/オフしながら仕上げて行くという作曲方法になります。
その為比較的ダンス系の作曲向きと言えます!
Liveの最上位版では、付属音源やループ集、エフェクト類の容量が多いので、単体でも十分と言えます。
ソフト自体がダンス寄りなので一般的なバンド形式のポップスやロックにはむいていないようにも感じます。
・ループ中心の作曲をしたい方
・DJに精通している方
・クラブ、ダンス系音楽の作曲をしたい方
こんな方にオススメです!
2つのDAWの特徴について説明しました。
一概にどちらが良いとは言い切れませんが
FL STUDIOとAbleton Liveの特徴的な使用用途として
・パフォーマンスがメインの場合
・トラック作成(作曲)メインの場合
と考えれます!
Ableton Live対応のMIDIコントローラーがパッドメインの物が多いのも「クリップ」をパッドで切り替えるなどのリアルパフォーマンス用だと言えるのではないでしょうか?
FL STUDIO も基本的にはMIDI信号のやりとりとなりますのでほとんどのMIDIコントローラーが対応しています。
ノブやフェーダーも付いているタイプがソフト音源やパラメーターを直接動かせるので人気があります。
どちらもループ素材構築型のDAWですし、操作性も似ているのでデモ版を使ってみて使いやすい方を本格的に使っていくことをオススメします!
今後、
・バンドでデモを作りたい方
・歌ってみたなどの歌い手さん
上記のページも随時更新していきたいと思います!