DJミキサーを徹底比較!最新製品から定番製品まで!性能・機能・音質はどうなのか【2024/10/01更新】
クラブやフェスの舞台で圧倒的な存在感を放つDJたち。彼らのパフォーマンスの質は、使用するDJミキサーの性能にも大きく左右されます。中でも、Pioneer DJの人気モデルは、卓越した操作性と高い需要から、プロDJの間で基準として広く認知されています。本記事では、DJM-A9、DJM-V10、DJM-V10-LT、DJM-900NXS2やAllen & HeathのXONE:96、XONE:92といった人気ミキサーの操作性と需要の高さに焦点を当て、なぜこれらがDJの基準として扱われているのかを解説していきます。
目次
最新DJM-A9についての詳細はコチラ!
【新製品】Pioneer DJ(パイオニア) / DJM-A9 – DJミキサー(後継機種:DJM-900NXS2)ワイヤレス対応【2024/8/8更新】
おおまかな性能・機能比較表
特徴/モデル | DJM-A9 | DJM-V10 | DJM-V10-LF | DJM-900NXS2 | XONE:96 |
---|---|---|---|---|---|
チャンネル数 | 4 | 6 | 6 | 4 | 6 |
サンプリングレート | 96 kHz | 96 kHz | 96 kHz | 96 kHz | 96 kHz |
A/Dコンバーター | 32 bit | 32 bit | 32 bit | 24 bit | 32 bit |
D/Aコンバーター | 32 bit | 32 bit | 32 bit | 32 bit | 32 bit |
S/N比 (LINE) | 105 dB | 105 dB | 105 dB | 105 dB | 105 dB |
S/N比 (PHONO) | 88 dB | 88 dB | 88 dB | 88 dB | 88 dB |
S/N比 (MIC) | 79 dB | 79 dB | 79 dB | 79 dB | 79 dB |
EQバンド数 | 3 | 4 | 4 | 3 | 4 |
EQレンジ | -26 dB ~ +6 dB | [Hi/Low] -∞ ~ +6 dB / [Hi Mid/Low Mid] -26 dB ~ +6 dB | [Hi/Low] -∞ ~ +6 dB / [Hi Mid/Low Mid] -26 dB ~ +6 dB | -26 dB ~ +6 dB | 4バンドEQ |
クロスフェーダー | Magvel Fader | Magvel Fader | 60mmチャンネルフェーダー | Magvel Fader | innoFADER |
USBポート | 2 (Type-B, Type-C) | 2 | 2 | 2 | 2 |
ヘッドホン出力 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
PRO DJ LINK | あり | あり | あり | あり | なし |
Bluetoothオーディオ入力 | あり | なし | なし | なし | なし |
ファンタム電源 | あり | なし | なし | なし | なし |
重量 | 10.2 kg | 11.9 kg | 11.9 kg | 8 kg | 11.5 kg |
寸法 (W x D x H) | 407.4 x 458.3 x 107.9 mm | 437.6 x 467 x 107.9 mm | 437.6 x 467 x 107.9 mm | 333 x 414.2 x 107.9 mm | 336 x 410 x 88 mm |
追加機能
- DJM-A9: Bluetoothオーディオ入力、ファンタム電源、デュアルヘッドホン出力、rekordboxおよびSerato DJ Pro対応。
- DJM-V10: 4バンドEQ、デュアルヘッドホン出力、3バンドマスターアイソレーター、SEND/RETURNセクション。
- DJM-V10-LF: 60mmチャンネルフェーダー、4バンドEQ、デュアルヘッドホン出力、3バンドマスターアイソレーター。
- DJM-900NXS2: 3バンドEQ、Magvel Fader、PRO DJ LINK、rekordbox Quantize。
- XONE:96: デュアル32ビットUSBサウンドカード、4バンドEQ、デュアルXone:VCFフィルター、Traktor Scratch認証。
使いやすさ・ユーザビリティ
Pioneer DJのミキサーは、長年にわたりクラブやフェスティバルの標準機材として広く使用されてきました。その中でも特に人気の高いモデルが、DJM-A9、DJM-V10、DJM-V10-L、そしてDJM-900NXS2です。これらのミキサーは、操作性の一貫性と高い需要により、多くのユーザーに支持されてきた歴史があります。
一貫した操作性
Pioneer DJのミキサーは、どのモデルも基本的なレイアウトが似ており、DJが異なるモデル間での移行をスムーズに行えるよう設計されています。例えば、DJM-A9とDJM-900NXS2は、どちらも4チャンネルのレイアウトを持ち、エフェクトやEQの配置が直感的で使いやすいです。
これにより、DJは新しいモデルに触れてもすぐに操作に慣れることができます。
高い需要とユーザー数
これらのミキサーは、クラブやフェスティバルの標準機材として広く採用されており、その需要は非常に高いです。特にDJM-900NXS2は、長年にわたり「業界標準」としての地位を確立しており、多くのプロDJがこのモデルを使用しています。
その後継機種である新しいDJM-A9も、その高音質と最新の接続オプションにより、すでに多くの支持を集めています。
ユーザーが多いことの利点として、トラブルや分からないことがあった際に知人や経験者に質問しやすいといった所もあります。
高い操作性とカスタマイズ性
DJM-V10とそのロングフェーダーモデルであるDJM-V10-Lは、さらに高度な操作性とカスタマイズ性を提供します。これらのモデルは6チャンネルを備え、複数のエフェクトバンクや独立したフィルター、4バンドEQなど、プロフェッショナルなDJやプロデューサー向けの機能が充実しています。
これにより、複雑なセットアップやパフォーマンスにも対応できるため、幅広いユーザー層に支持されています。
使いやすさでの評価まとめ
Pioneer DJのミキサーは、その一貫した操作性と高い需要により、DJの基準として扱いやすい製品です。DJM-A9、DJM-V10、DJM-V10-L、DJM-900NXS2の各モデルは、それぞれの特長を持ちながらも、共通の操作感を提供することで、多くのDJにとって信頼できる選択肢となっています。
音質での比較
Pioneer DJM-A9
DJM-A9は、DJM-900NXS2の後継機として登場し、32ビットのコンバーターを搭載しています。これにより、音質が大幅に向上し、特に高音質が求められるクラブやフェスでの使用に適しています。USB-Cポートの追加により、将来の接続性も確保されています。
Pioneer DJM-V10
DJM-V10は、6チャンネルのミキサーで、32ビットの高品質コンバーターと96kHz/64ビットのミキシングおよびディザリング処理を特徴としています。これにより、非常にクリアで詳細な音質が実現されています。また、各チャンネルにコンプレッサーが搭載されており、音のダイナミクスを精密にコントロールできます。
Pioneer DJM-900NXS2
DJM-900NXS2は、24ビット/96kHzのオーディオ品質を提供し、クラブ標準のミキサーとして広く使用されています。音質は非常に高く、特にエフェクトの精度と多様性が評価されています。ただし、DJM-A9やDJM-V10と比較すると、音質面で若干劣るとされています。
Allen & Heath XONE:96
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XONE:96は、32ビット/96kHzのデュアルUSBサウンドカードを搭載しています。特にアナログサウンドの特性を持ちながら、デジタル接続にも対応しており、スタジオ品質の音を実現しています。フィルターやEQの品質も非常に高く、プロフェッショナルなDJや音楽プロデューサーに好まれています。
ただ、いくつか問題点があります。
- USBポートの不具合:
一部のユーザーから、USBポート(特にUSB A)が突然動作しなくなるという報告があります。この問題は、音楽再生中に音が途切れるなどの重大な影響を及ぼすことがあり、再起動が必要になることもあります。 - 音質の一貫性の欠如:
一部のユーザーは、XONE:96の音質が期待に反していまいちと感じることがあると伺ったことがあります。特定の設定や環境下で音質が劣化することがあるようです。 - アナログサウンドの好みの問題:
一部のユーザーは、XONE:96のアナログサウンドが必ずしも「ハイファイ」ではないと感じることがあります。これは、アナログミキサー特有の歪みや音の特性が原因と考えられます。
これらの点を考慮すると、XONE:96は高品質なアナログサウンドを提供する一方で、特定の技術的問題やユーザーの好みによる音質の評価が分かれることがあります。
音質比較での結論
音質に関しては、最新の技術を搭載したDJM-V10とDJM-A9が最も優れており、特に高音質が求められる環境での使用に適しています。XONE:96も、アナログとデジタルの両方の利点を兼ね備えていますがデジタルでは音楽再生中に音が途切れるなどの重大な影響を及ぼすことがあり、再起動が必要になることもあります。アナログサウンドには特有の歪みなどもあるので好みが分かれるのも気にすべき点かと思われます。DJM-900NXS2は依然として高品質なミキサーですが、最新モデルと比較すると若干劣る部分があります。
サポート面での比較
XONE:96は、アナログDJミキサーとしての長所はありますが、対応ソフトウェアが限られていること、メーカーのサポート体制に不安が残ることが指摘されています。
XONE:96:対応ソフトウェアが限定的
- XONE:96専用のソフトウェアは提供されていますが、機能は限定的です。
- 主要DJソフトウェアとの連携は可能ですが、デジタルDJミキサーほど密接な統合はできません。
- SeratoDJProに対応していないためはっきり言って不便な部分は多いです
XONE:96:メーカーのサポート体制
- XONE:96はアナログ回路を多用しているため、故障時の修理が難しい可能性があります。
- Allen & Heathは長年の実績があるものの、近年の製品サポート体制については懸念の声もあります。
PioneerDJミキサー:主要DJソフトウェアとの連携
- DJM-900NXS2、DJM-V10、DJM-V10-L、DJM-A9などの製品は、rekordboxとSeratoの両方に公式対応しています。
- rekordboxやSeratoとの連携により、ソフトウェアの機能をハードウェア側で直接コントロールできます。
PioneerDJミキサー:AlphaTheta Careによる長期サポート
- AlphaTheta Careは、PioneerのDJミキサーなどの製品を対象とした延長保証サービスです。
- 製品購入時に加入すれば、通常の1年保証に加えて2年間の延長保証が受けられます。
- 自然故障だけでなく、落下などの物損事故にも対応します。
このように、PioneerのDJミキサーは主要DJソフトとのシームレスな連携を実現しており、AlphaTheta Careによる長期的な安心サポートも用意されています。故障時のサポート面でも万全なDJミキサーと言えるでしょう。
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