ウインドシンセ頂点最強!細かい完成度の高さにドッキリ Akai/EwiとRoland/Aerophoneの比較レビュー デジタルサックス DEMO演奏あり是非ご視聴を YAMAHA/YDS-150

※動画掲載時は2022年8月のお話です。

本日は大人気のデジタルサックス「YAMAHA/YDS-150」をご紹介させていただきます。

YAMAHA(ヤマハ) / YDS-150 デジタルサックス / デジタル管楽器 【専用ケース付属】
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YAMAHA(ヤマハ) / YDS-150 デジタルサックス / デジタル管楽器 【専用ケース付属】

MHF:今回お二人のゲストさんに来て頂いております。
またお二人のご紹介は後ほどさせていただきますので、、。

このデジタルシンセ、Roland/Aerophone,AKAI/EWIでおなじみのウィンドシンセのカテゴリーに入るものです。
深夜の練習で音が出なくすることができるのでとても便利という所になっております。
メンテナンスも最小限にできるというメリットもございます。
あと音が良いという、音色を変えたりチューニングの心配もすぐ初心者でも軽快に簡単にしていただけるというところで当社でもかなりご購入いただいてご好評いただいてるカテゴリーでございます。
いかがですかね、まず(YDS-150を)見て頂いて。

ゲストソプラノサックスを吹くことが多いんですけど、それとほぼ同じような見栄えで指もすごく、ほぼサックスと一緒なんで非常に扱いやすいなと思いました。

MHF:まずは簡単な感想を教えていただきました。

MHF:まずビッグコミックに連載されている「Blue Giant」という漫画がありまして、2013年から連載が開始されて2021年現在もシリーズが続いており、なんと730万部を記録しているサックスを背景とした漫画があるそうです。
そういった背景でもサックスは注目されているということで、漫画ですからもちろん音がないんですが、まるでサックスが目の前で奏でられているような描写でジャズやサックスを知られる読者も利用しているということでございます。
この漫画は見られたことは?

ゲスト:ないです笑

MHF:話題ということでちょっとこれを取り上げさせていただきましたが笑
漫画のシーンでも管楽器は練習場所をすごく選んで大変だなっていうところはみなさんお悩みの一つかと思います。
こういうウィンドシンセになると、冒頭でもお知らせしたように音がミュートできてヘッドホンでも練習できるっていうところが大きなバリューになるのではないでしょうか。
でもそれをアコースティックでもう1回練習する時に大丈夫かという視点も含めて、プロミュージシャンの方に色々教えて頂こうかなと思います。

そんなところを三輪さんと国分さんにゲストに来ていただきました!

MHF:この二人はプロミュージシャンとして活動され、バンド活動やレッスンの講師などをされております。
三輪さんにおいては岐阜チャンネルのラジオのパーソナリティでも活動されております。

そんな現場の意見も含めて、あと講師もされているので初心者の方がこれを買ってどうなのかという視点も含めてチェックしながら適正にレビューしていきたいと思います。

あとデモ演奏が素晴らしくソロやアレンジがめちゃくちゃかっこいいので、デモ動画も是非是非ご覧ください!

【YDS-150,Aerophone使用】三輪さん、国分さんによるデモ動画はこちら▼

 

目次

 

ウインドシンセサイザーとは?

MHF:本題に入る前に少しウインドシンセについて若干だけ説明させていただきたいと思います。(邪魔だなって人は飛ばして下さい。)

ウインドシンセとは木管楽器や金管楽器と同様の奏法で演奏できるシンセサイザーのことです。
YDS-150もウィンドシンセサイザーになります。
シンセサイザーですから色んな音を奏でることができます。RolandのAerophoneもかなりいろんな音が鳴らせると。
管楽器以外にも、オルガンやギターあとバイオリン、パーカッションも入っています。
デモ動画のようにデュオでやられる時やパートを変えたりもすぐにボタンで、テナーやアルトなど一発で変えてパートを変えてやる事も出来ます。

もう超画期的なウインドシンセということで、最も有名な所だとT-SQUAREの「TRUTH」であのF1グランプリの曲で使われていたというところが有名でウィンドシンセが更に熱くなっておりますので、概要としてはそんな素晴らしい楽器という感じです。(知ってる方がほとんどだと思いますが。)

 

YAMAHA YDS-150の機能

MHF:音量は15段階で調整できます。音量をミュートしてできます。
もちろんスピーカーも内蔵されておりますので、ライン接続とかヘッドホンを繋がなくても音が鳴ります。

音量ボタンがここでパパッと調整できるという感じです。
あと音色が右下上下ボタンで変更できるようでソプラノ、アルト、テナー、バリトンサックス56音色に加え、電子楽器尺八、アイリッシュパイプなど全74色もの音を奏でることができます。

MHF:吹いた感想はどうですか。

三輪さん(以下三輪):昔EWI3020を使っていた時期があったんですけどその時よりも息が自然に入っていく詰まる感じとかなくていいなと思いましたし、あと先の部分のマウスピースなんですけどアルトサックスと全く同じマウスピース(リード)がついていてなおかつプラスチックなんですけど、吹くと音が鳴るんですよ。
なんだけど、これを刺すと自然に音が鳴らずに電子楽器の音が鳴るのは不思議な感じですけど違和感なく吹けるというのがいいですね。

MHF:再現性はEWI、Aerophoneと比べて一番高いと。

三輪:タンニングはもちろんリードも取れますから、普段のサックスを吹いているタンニングの感じともほぼ一緒だと思います。(※タンニングとは舌を上手いこと操作するような奏法です。)

MHF:あと特徴的に違うのがEWIやAerophoneと比べて操作指のボタン部分(キー)が、Aerophoneはボタン式でポチポチっとクリック感があるタイプ、要はパソコンでもおなじみのクリック感ある押し間違いがないキーボードタイプ。
こっちはこっちで素晴らしいなという感じですが、でもYDS-150はさらにギミックがほとんどサックスと同様のテコの原理を応用したパターン。

三輪:しかもキーが軽いですよね。
だから結構疲れない感じ、吹きやすい、扱いやすいなと思いました。

MHF:あとデモ演奏で弾いていただいた時にベロシティー、感度のところがどうなのかを気にされていて、その感度調整も実は出来たという。

三輪:そうですね、色々あるんですよこれ。説明書を見ながらやっていただくとできますので。

MHF:あとスマホを連携してパラメーターも操作もできて、マニアックなところで言うとフラジオ設定も可能です。Aerophoneに関しても一応フラジオは可能ということになっております。
まず特徴としてはリードと操作指のボタンにまず違いがあるという点です。ボディもAerophoneは特徴的な感じで、サックスに近いのはYDS-150ですね。
だいたい二つを比べた感じはどうですか。

国分さん(以下国分):Aerophoneの吹き始めはキーの押し心地が慣れなくて押しているけど押せてないみたいなこととかがあったりして、慣れてくるとポチポチポチというふうに押している方がわかりやすいなっていうのはあります。

MHF:クリック感がありますからね。

国分:音色も幅広いし、裏にオクターブキーが上に行くのが2つと下に行くのが2つと付いていて、音域もかなり広いのでこれはいいかなと思います。
YDS-150は本当にサックスと同じなので、オクターブが1個とバリトンサックスに付いているラのLow Aというキーがあるんですけどそのキーが一個ついてるという風なので本当にサックスにかなり似た楽器かなと。
Aerophoneは電子楽器のサックスに近いです。

MHF:演奏感を重視したという感じですね。
音質に関しても2つともものすごく優秀で、2つともシンセメーカーでシュミレーションもものすごいなというレベルでございました。
あとピッチベンド機能やビブラートなど、その音の演奏感の表現力の違いに関してはいかがですか?

三輪:EWIは噛む強さを変えるとビブラートがかかるんですけど、そういうのはYDS-150はなくて普通に吹けばビブラートが自然にかかります。

YDS-150の後ろにベンド機能(64の3Dティックみたいなもの笑)があるんですけど、そこを操作すると音程が変えられるようになっております。慣れたら操作しやすいのかなと思いますけど。

国分:Aerophoneはマウスピースでしっかりビブラートが自分で掛けれたり、もちろん内臓の音源自体が吹くとビブラートがかかる音源とそうではない音源の2つが入っているので、初心者の方であればビブラートの入っている音源で吹いていただくと最初から上手な感じが出ます。
それがちょっとビブラートが自分でかけられる方だと勝手にビブラートしてしまうので、それだ嫌だなっという方はビブラートを自分でかける設定にしていただいて、マウスピースのかけ具合でかなりビブラートとか音程が変わるので、そっちの方がいいかなと思います。

もちろんここに(裏に)ブレンドンが付いています。

MHF:さすがユーザー!笑 めちゃくちゃ分かりやすい説明でありがとうございます。
私も勉強になってしまいました、ありがとうございます。

 

YDS-150とAerophoneは初心者におすすめできるか?

三輪:YDS-150はサックスに近くて、しかもボタンは全部サックスと一緒なんですよ。
なのでこれで練習してサックスに行くみたいなこともしやすい楽器かなと思いました。
ただキーが軽いから実際のサックスとはまた違うけれども。これはこれで難しさはありますけどね笑
しっかりキーを押さないと音が変わりづらいみたいなところもありますけど、最初に始めるんだったらすごくいいなと思いました。
国分さんはどうですか。国分さんは普通に生徒さんにAerophoneを教えてますからね笑

国分:最初からいい音が出るので上手だなって最初から思える楽器ですね。
押し心地はYDS-150と違って先ほども言いましたけどポチポチしているので、初心者の方ってどうしてもサックスを始めても指に力がグググっと入っていくのでそれを押さえていくっていう練習としてはすごく役にたつかなと思います。
キーの配置は少しサックスとは違うので慣れない部分はあるとは思うんですけど、サッックスに持ち替えてもこちら一本でいってもどちらも使えると思います。

MHF:運指は一緒ですからね。

国分:あとAerophoneはアップデートされてクラリネットの運指も新しく入ってきているので、クラリネットの方も始められます。

MHF:そこで共通化して練習できる、もし目的が最終アコースティックの本番を想定されてる人で家での練習機としても素晴らしいですよと。2つとも。

三輪:住んでいるのがアパートなので音が出せないんですけど、これで結構練習してますよ。

MHF:ただ先ほど国分さんが言われたようにいい音がすぐ出てしまうと。
本物に持ち替えたからといってその音が出るかというとそうじゃないかもしれないので、電子ドラムのことでもやっぱり講師の方が言われているのがすぐにいい音が出てしまうと。
それでアコースティックでも再現できるかというと再現できないリスクがあると。
その点ぐらいで、まずは楽しく練習を続けられる事が一番であると僕は思うので、そういった上ではこの電子楽器に置き換わって音を気にせず練習できるのはすごくメリットかなと思ったりします。

お二人の教室も電子楽器対応の最新の教室を展開されておりますので、ご興味ある方は是非!

 

YDS-150とAerophoneはステージでも使える?

三輪:僕の方(YDS-150)は指の押し加減というか、しっかり押さないで動かしちゃうとたまに違う音が出てしまったりもあるので、その辺りだけ注意すれば今日初めて触ったんですけど、そういった点を気をつければ全然ステージ上でもいつも吹いているサックスの曲をこれで吹けと言われても割とできるんじゃないかなと思いました。

国分:Aerophoneもステージ上でもかなり活躍できるかなと思います。
内蔵の音だけでもそうですけどアプリでかなり音がいじれるので、それでもかなりステージ上で色んな音色を出したりが可能ですし、操作もポチッと押すだけだったりとか。

裏面にディスプレイがあり、押すと何の音か見てわかるようになっているのですぐ設定もできます。
一番便利なのがトランズポーズとかのツマミが設置されたので、今までは手動でポチポチやってたんですけどこれが一気に変えられるようになりました。
あとお気に入りの音を作ってインプットさせておけばボタン一つでパッとできるので、いろんなことができてステージ上でも活躍できるかなと。

MHF:プロのステージの直感性というのはやはりローランドに素晴らしさがあるかなと。
やはりその辺りはシンセサイザーの王道メーカーということでよく考えられています。
もちろんYAMAHAさんのシンセサイザーもすごいですけど、でもやっぱり初回盤で初めてのウインドシンセではあるのでかなり本物に、アコースティックに寄せたという部分がやっぱここが見どころかなという部分だと思います。
国分さんが演奏していただいてた時に、エフェクターとかがかかった状態でリバーブとかその辺のパラメーターの設定もリバーブかけた状態でめちゃめちゃ音が良かったんで、やはりステージ映えとかを考えるとAerophoneももちろん素晴らしいなというところを感じました。

国分:YDS-150はサックスの音色がすごくいっぱいあるので、エアロフォンはアルトサックス1・2、ポップスサックス、テナーサックスぐらいなんですけど、YDS-150はアルトサックスだけでも13個ぐらいの種類があるので色んなサックスの自分の好きな音色に近いものが選べていいのかなと思います。

MHF:元々サックスを作っているメーカーですからね笑
そこにかなり尖らしてやったっていうところがあるのかもしれないですね。
他にプロの現場で使うとしたら、あと何かポイントとかステージで使われる方に向けて何かありますか?

三輪:結構サックスって体力を使うんですけど、YDS-150は本当にフーっていうそよ風ぐらいの息でずっと吹けるのが結構疲労しないで練習できたりとか、もちろん本番は思いっきり吹いても大丈夫だと思うんですけどそういうのはすごくいいなと思いました。
サックスが吹けない時も家に代用として夜に練習するにはもってこいかなと思いました。

国分:(2つとも)楽器自体が軽いので持ち運びも便利で、普通のサックスだとアルトサックスでも4キロぐらいあるんですけど、1キロもない。本当に軽いので持ち運びに便利かなと思います。

MHF:ツアーとか興行とか遠征の時もこれでやってもいいかなと。
もちろんマイキングとかチューニングとかの事前のセッティングを考えたらやはりデジタルはものすごく優位性が高いかなという部分があると思いますので。
もちろんデジタルがいいのか生音がいいのかというのは、どのジャンルでも賛否両論あるかもしれないですが、これはこれでハイブリッドで使っていくメリットは非常に高いかなと思いました!
次回も素晴らしいデモ動画演奏などをお願いしたいと思いますので、また次回もよろしくお願いいたします。

三輪、国分:はい、ありがとうございます。

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