Shanling UA3 / UA5・iBasso Audio DC06レビュー!音楽のリスニング用途だけでなくApexなどのゲームに絡めてもご紹介!!
皆さんこんにちは!
今回は最近需要が上がり続けているDAC
その中でも大手(SONY等)に次ぐ人気を誇る
Shanling・iBasso Audioの製品について
ゲーム用途などを絡めてレビューしていきます!!
是非ご購入の参考にしていただければと思います!
目次
Shanling UA3レビュー
shanlingの中でも比較的新しいモデルのUA3。
公式ではUA2,UA5の間に位置する性能とされていますが実際どうなのか
視聴してみましたのでレビューしていきます!
サウンド
まず最初に感じたのは音の正確さです。
「素直さ」とでもいえばいいのでしょうか、想定した音が想定した通りに来る、といった感覚です。
UA2を比較として出すと、UA2が低域に重点を置いているのに対し、UA3は偏りが少なく全体がクリアに聞こえてきます。
UA2は聞きなれていない人からすると「こもった感覚」があるので、DACを使用したことがない、などの初心者の方にはコチラの方がおすすめです。
UA5とも比べてみましたが、やはりUA5の方がハイグレードなだけあって出力、音質共にUA5に軍配が上がります。
そもそもの値段帯も大幅に変わってきますので当然ではありますね。
この3つを「Apex」の武器で例えて比べるのであれば
・UA2がシーズン4辺りのR-99(癖は少しあるが特性を覚えてしまえば強力)
・UA3がスピットファイア(ブレも少なく火力に安定感があり初心者でも扱いやすい)
・UA5が実装初期のボルトSMG(安定感もあり火力も爆発的)
といったところでしょうか。
「なんでこんな急な例えが出てくるんだ」と思っている方。
全く持ってその通りです。
この記事の筆者がゲーム好きで良い比喩がゲーム以外で思い浮かばなかっただけです。
今書いている筆者がそういう奴なんだという認識でいてください。
どうせなので後半ではゲーム用途で使用した場合などのレビューも書いていきたいと思いますのでご期待していただければなと思います。
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Shanling UA5レビュー
出力
まず最初に感じたのは音圧の変化です。
当然と言えば当然ですが、何も接続せずイヤホン(ヘッドフォン)をつなげた場合に比べ、パワーが段違いになったサウンドになります。
インピーダンスの低いヘッドフォンだと急な爆音にビックリしてしまうレベルです。
ただ、本体に付いているゲインを低くすることで調節ができるのでわざわざスマホ等の画面をいじる必要もなくGood!
視聴用に使用したヘッドフォンはAKGのK701でインピーダンスは約62Ωです。
このレベルでしたら十分な迫力で、重厚感のあるサウンドを感じることができると思います。
サウンド
あまりこういった類の音の聞き分けに慣れていない僕ですが、UA5に関しては他を凌駕して違いを感じ取ることができました。
解像感がまるで違います。
高域、中域、低域の音の聞き分けが滅茶苦茶しやすく感じます。
中域の中でもまとまってしまってそれぞれの音の聞き分けがしにくい、といった事が他機種だとあったりするのですがUA5では中域を分解して聞き分けることが出来る感覚になります。
素直に感動してしまいました。
また、臨場感も凄まじく、スペースエコーの様な立体感が感じ取りやすい印象でした。
ノイズを感じることも無く、音を上げれば上げるほど臨場感だけが増していきます。
一つ難点を上げるとすれば解像度が良すぎる為か、聴き疲れしやすいといったところでしょうか。
高音がそのまま耳に入ってくるので少しキンキンとした印象があり、長時間の視聴は疲れてしまいました。
こういった場合は抵抗の高いケーブルなどで接続していただくと抑えが効くようになり、UA5の良いところ取りだけ出来る様になりそうです。
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iBasso Audio DC06レビュー
続いてはこちら、iBasso AudioよりDC06です。
shanlingとおなじくDAC,DAPで人気がある人気メーカーから発売されたモデルです。
初心者の方でも手を出しやすい価格帯で、非常にコンパクトなため、持ち運びも億劫にならない製品ですね。
サウンド
驚く事にこのコンパクトさからは考えられないパワーが感じられました。
普段プリアンプやオーディオインターフェースなどをご使用したことが無い方は最初の出力の大きさに驚いてしまうかもしれません。
その驚くべきパワーにより重低音の迫力はマシマシになっています。
音量を多少低くしても低音のパワーの存在感は凄まじかったです。
また、解像度も高く、それぞれの音の聞き取りやすさも想像以上の物でした。
ただやはり低域に力を入れている為か、聞きなれていない人だとUA2と同じように「こもった」感覚があるかと思います。
この感覚は次第に慣れていきますし、その感覚が良い物と感じる様にもなっていくのですが、最初は戸惑うかもしれません。
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Apexなどのゲーム用途ではどうなのか
さて、ここまでは楽曲などを視聴しレビューさせていただきましたが、あまりイメージのないゲームでの利用。
こちらはどうなるか、実際に使用して各機種で3戦ずつ程試してきましたので書いていこうと思います。
接続
まずは、こちらが気になる事かなと思います。
この系統のDACをそもそもPCで接続したことが無い人がほとんどだと思います。
繋げるとしてもオーディオインターフェースを使用している人が多いですよね。
オーディオインターフェースは主に入力・出力共に用途として使えるものですが、DACは基本的に出力のみとなります。
それもあってか出力に関してはオーディオインターフェースと同等、もしくはそれ以上の効果を発揮してくれました。
「配信などでマイクを使ってしゃべりたい」という要望が無ければ、正確な音でプレイができ、また手を出しやすい価格帯であるこちらをおすすめします。
さて、本題の接続方法ですが、驚くべき程簡単です。
上記の画像のようにUSBの変換器が付属しているため、こちらを付属のTypeCケーブルにつなげて完了です。
あとは自分が使用しているヘッドフォン・イヤホンを繋げていただければ正常に動作します。
UA3
UA3を実際にApexで使ってみた感想は
「足音が聞こえすぎてしまう」
といった感じでしょうか。
UA3とApexの足音に関連する音域がマッチしているのかあまりにも足音が聞こえてしまいます。
敵プレイヤーがいる、という事はすぐに分かって非常にいいのですが
結構離れている敵プレイヤーがいても足音が鮮明に聞こえてしまうため、絶妙に距離感がつかみにくかったです。
聞こえすぎて分かりにくいというのはApexをやっていて初めての経験でしたね。
これに関しては、普段使っているイヤホンだと足音が分かりにくいと言った方には丁度いいんじゃないかなと思います。
DC06
DC06は自分的には結構ちょうどいい性質をしていました。
普段僕はSHUREのSE215を使用してゲームをしているのですが、元々足音等が聞こえやすい性質をしている為
そこまで足音に寄った音域をしていなくても大丈夫だったからです。
キャラクターボイス・アナウンスのボイス・足音・銃声などが欲しい部分だけ増してくれて、臨場感を得られているように感じます。
同じイヤホンを使用している方や、普段から足音が聞こえやすい方には是非おすすめです。
UA5
さて、本命(?)のUA5です。
音楽のリスニング用途では文句なしだったこちら。
ゲーム用途では一体どうなるでしょうか。
一言でいえば「あっぱれ」でした。
臨場感はさることながら、音域の調整も素晴らしいものです。
Apexでは混戦になってくると
銃声・足音・爆撃音・ボイス・VC・遠距離チクチク銃声・漁夫の足音etc…
などが次々に聞こえてくるようになり音の聞き分けをするのが大変になります。
UA5はその聞き分けに最も優れているといっても過言ではありません。
僕自身かなり驚きました。
どの方角に何人くらいいるのか音だけで分かるような感覚でした。
また、足音が聞こえすぎて距離感が掴めないというような問題もなく、敵が今大体何階にいるという情報も分かります。
正直あまり期待していませんでしたが、ゲーム用途でもその性能をばっちり活かしてくれました。
まとめ
さていかがだったでしょうか。
UA5に関してはどんな用途でも対応できそうなハイスペック商品でしたがUA3・DC06に関しては
それぞれにあった用途で使用すればその性能を十分に発揮してくれる。といった物でした。
といっても音楽のリスニング用途やDAC初心者の方であればどれも感動を与えてくれる性質をしているかと思います。
この機会に是非、ご購入なさってみてはいかがでしょうか。
また、ゲーム用途など今まであまり書いてこなかった内容にはなりますが、最近は様々な需要があるため
今回はそういった用途での感想も書いてみました。
「このゲームだとどうなの?」「このイヤホンとの組み合わせはどう?」
といった様なご要望があれば是非是非お問い合わせください。