2021.05.14
DJ

【DJ音源集め】鬼エモい Japanese HipHop 10選踊りも良いけど聴かせる時も Chill mix

※動画掲載時は2021年5月のお話です。

今回は”夜に聴きたいヒップホップ Chill mix 10選”をご紹介します。
これまで音源集めに関する内容を動画でご紹介してきましたが、今回は趣向を変えてエモいJapanese HipHopに焦点を当ててみました。

動画でも度々協力いただいている現場のDJさんから意見を聞き集めた超最高にメロウでエモい曲です。
DJさんは持っていて損のない名曲揃いとなっています。
またヒップホップ好きの方、ヒップホップ入門の方にも聴きやすい名曲ですので、DJさん以外も是非最後までご覧ください。

目次
1.月ひとつ – BASI feat.空音
2.夢の続き – EVISBEATS feat.田我流
3.Cheep Sunday – hokuto feat.唾奇
4.Lonley Night – TEN’S UNIQUE
5.帰り道 – Hiplin feat.kojikoji（proud GeG）
6.YOKAZE – 変態紳士クラブ
7.会いたいわ – iri
8.Summer Situation – STUTS×SIKK-O×鈴木真海子
9.Uwagak- ASOBOiSM
10.夜を待って – Dweet & KENICHIRO NISHIHARA
まとめ
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1.月ひとつ – BASI feat.空音
2.夢の続き – EVISBEATS feat.田我流
3.Cheep Sunday – hokuto feat.唾奇
4. Lonley Night – TEN’S UNIQUE
5.帰り道 – Hiplin feat.kojikoji（proud GeG）
6.YOKAZE – 変態紳士クラブ
7.会いたいわ – iri
8.Summer Situation – STUTS×SIKK-O×鈴木真海子
9.Uwagak- ASOBOiSM
10.夜を待って – Dweet & KENICHIRO NISHIHARA
まとめ、関連ブログ

1.月ひとつ – BASI feat.空音

チル・メロウな楽曲を得意とし、韻シストとしても活動しているのが石橋隆之ことBASIです。
大阪を拠点とする韻シストそのフロントマンですが2011年にレーベルを立ち上げソロ活動を本格化。
生演奏ヒップホップバンドのパイオニア的な存在です。

そして楽曲でコラボしているのが新世代ヒップホップシーンの最注目株と言われている現在二十歳の空音です。
高校生の時youtubeにアップした楽曲がそのクオリティの高さから話題を呼びました。
高校では軽音部に所属しバンドを経験後フリースタイルラップ・サイファーに傾倒。
2018年第14回高校生ラップ選手権にも出場しています。
ご紹介している月ひとつのミュージックビデオは2020年2月に公開され5月には100万回再生を突破しています！

2.夢の続き – EVISBEATS feat.田我流

EVUSBEATSと田我流がタッグを組んだ楽曲。
ヒップホップ好きからアンセムとして聴かれてきた不朽の名曲「揺れる」の続編的な一曲とされています。

2011年に公開された映画「サウダーヂ」で主演を務め翌年発売したアルバム「B級映画のように2」で田我流の名前が一気に広がりました。

バンドとツーマンライブも実施。
ヒップホップというジャンルを超えて様々な音楽シーンで活動しています。
2004年から作曲家EVISBEATSとして活動をスタート。
過去は関西のヒップホップグループ韻踏合組合で「AKIRA」と言うMCネームで活動していました。
ご紹介している楽曲はどのようにして毎日をよりよく生きようかというのをテーマにしており映像と一緒に楽しみたいノスタルジックな作品です。

3.Cheep Sunday – hokuto feat.唾奇

最高のビートメイカーと最高のラッパーがコラボ。
hokutoと唾奇によるCheep Sunday。
唾奇の代表曲と言っても過言ではないくらいの名曲です。
ハマった方も多いのではないでしょうか。

お二人について説明は必要ないと思いますが、この楽曲と偶然にも元ネタが同じ/ほぼ同じトラックがありますよね。
同じビートに乗せているのがGADOROのトワイライトです。
Twitterを見る限り偶然起こったことのようでサンプリング、ビートジャック、remixなど色々な手法はありますが、HIPHOP特有のものでどちらも素敵な楽曲です。

4.Lonley Night – TEN’S UNIQUE

スタジオジブリ「千と千尋の神隠し」のBGMをサンプリングしていることからもYouTubeで話題になりました。
大阪岸和田のカリスマラッパー、TEN’S UNIQUEでLonley Night。
日本人は潜在的に無意識で落ち着く曲とコメントしている方も。
彼のチルのラップが最高に聞き心地がいい曲です。

YouTubeにしか公開されていないこともあり、知る人ぞ知る名曲とも言われています。
ただサンプリングしてラップを乗せているだけではなく、映画の雰囲気や主人公の心情などがうまく表現されています。
まさに映画同様夜に是非聴きたい楽曲です。
ビートの版権問題もあり、Spotifyなどのサブスクでは聴けない曲ですが、YouTubeでは100万回再生を突破しています！

5.帰り道 – Hiplin feat.kojikoji（proud GeG）

ソフトハスキーな高音でリスナーを魅了するシンガーHiplinとラッパーとのコラボ楽曲も話題の女性シンガーkojikoji。
そして変態紳士倶楽部GeGがプロデュースした楽曲帰り道。
大切な人と過ごした帰り道、愛にあふれた歌詞と世界観、楽曲の持つストーリーを映像に投影させた作品です。

彼女の力の抜けたような浮遊感とメロウな雰囲気をエモいと指示する人も多く、空音やクボタカイなどヒップホップシーンで注目を集めるアーティストとのコラボ曲も多数発表しています。

4つの楽曲を組み合わせて1つの楽曲を作り上げたリミックスカバー。
人気ビートメイカーSUKISHAが手掛け楽曲の持ち味を残しながら、全く新しい感覚を与えてくれる一風変わったカバー曲もヒップホップシーンに興味がある人には是非聴いてもらいたい一曲だそうです。

6.YOKAZE – 変態紳士クラブ

YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」の第116回にも出演。
一発録りのパフォーマンスを鮮明に切り取るこのチャンネルでは高画質で4Kにも対応したクオリティーも楽しめます。
THE FIRST TAKEのために作成したトラックに乗せ、オートチューンを使用せず生歌でのパフォーマンスを初披露しました。
関西発のジャンルレスユニット。

ユニット名については自分達らしさがあり二度見される名前を、、と考え、ノリで命名したとのことです。
確かに覚えやすく二度見される効果もあったそうですが、コンビニでライブの告知ポスターを貼ろうとしても「変態」という文字が原因で貼ってもらえなかったりと困ったこともあるそうです。

7.会いたいわ – iri

2017年にリリースしたこの楽曲はTikTokのトレンドとして首位を獲得しています。
リリースからヒットまで少し期間が空いているのは2019年にTikTokで楽曲が使用可能になったことです。
タイトル通りカップルや友達同士などのシチュエーションで様々な動画が投稿されヒットに繋がりました。

スタイリッシュでお洒落なヒップホップ。
ハスキーな歌声で力強くクールに歌う姿や夜道を曲に乗って歩いたり浸ったり、寂しげなギターの音色と共感しかない歌詞が散りばめられ、世代問わず心を掴まれる方が多いようです。

8.Summer Situation – STUTS×SIKK-O×鈴木真海子

言わずと知れたMPCの使い手STUTS。
AKAIのMPC1000を巧みに使いこなし、様々なビートを作り出す若きトラックメイカーです。

そしてchelmicoの鈴木真海子によるコラボ楽曲。
数量限定で発売した7インチレコードが好セールスを記録、店舗で売り切れが続出するほど話題となりその後MVが公開されました。

脱力感のあるラップと都会的でメロウなトラック。
海辺で夏の日を回想するようなノスタルジックな楽曲は映像も楽しめる作品です。
夏を感じられるチルな楽曲。
レコードで聴くのにもピッタリでこの夏も活躍しそうです。

9.Uwagak- ASOBOiSM

楽曲のテーマは「女は”上書き保存、男は”名前を付けて保存”」
ポップセンス溢れる楽曲とユニークで新感覚なシティポップを作り出すシンガーASOBOiSM。

2015年に「たなま」という名前でギターの弾き語りのシンガーとしてデビュー。
2017年に「ASOBOiSM」ヘ名前を変え、表現をヒップホップへとシフトチェンジしました。

ギャルサーZoomgalsでの活動も注目されていますが、遊べる音楽と評価されるキャッチーなサウンドと等身大の日常を描き出すラップスタイルで多方面から注目されています。
物語性のあるナンバーでムーディーでロマンティックな1曲です。

10.夜を待って – Dweet & KENICHIRO NISHIHARA

HIOHOPシーンに彗星のごとく登場。
THE BROBUSのMCとして知られるDWEETが10年以上のブランクを経て発表したのがこちらの曲です。

ラップから離れていた時期に知り合ったという、音楽プロデューサーの西原健一郎とのコラボ楽曲。

ジャジーな音色とローファイなビート。
そこに乗るラップは生活から生まれる想いが溢れています。
Lo-Fi Hip Hopとの親和性も高いソウルフルの話題作。
限定生産12インチレコードでも是非聴きたい楽曲です。
楽曲では昼間はサラリーマンとして働く主人公が仕事が終わり晴れて自由の身となり、自宅でリラックスしながら音楽を楽しむ姿が描かれています。