『DJ入門 超初心者』初期設定の次の難関 機材の各部の名称、使い方 基礎がわかればどんな機材も応用OK DDJ-200 DDJ-400 XDJ-rx2 cdj-3000 CDJ-2000nxs2

※動画掲載時は2021年1月のお話です。

今回はDDJ-400をもとにDJ機材の各部位の名称や使い方を中心にご紹介します。

こちらをご覧いただくと最初に覚える基本的な操作方法について簡単に覚えることができ、また高い機材も安い機材も共通して使えたり機体選びにも役立ちます。

 

目次

 

絶対に触る箇所の紹介

DJをする上で必ず触る重要な箇所から紹介していきます。

基本的にDJコントローラーは、ターンテーブル2台とDJミキサーを真ん中に置いたようなレイアウトが特徴的です。

一般的にターンテーブルにあたる箇所を「デッキ」(画像赤枠)、DJミキサーにあたる箇所を「ミキサー」(画像緑枠)と言います。

 

デッキの箇所

1.ジョグ
曲を速くしたり巻き戻したり止めたり、直感的に操作できる箇所です。
再生中に天面を触ると音が止まります。
この状態で動かすと回転方向と速度によって曲が再生されたり逆再生されたりします。
スクラッチ行うときに主に使用します。
側面を触って再生中に回転させると、曲が若干速くなったり遅くなったり操作できます。
基本的な操作はターンテーブルでレコード盤を操作するような感覚をイメージするとお分かりいただけると思います。
また回転方向は刻印にも記載がある通り「時計回りが進む・反時計回りが戻る」です。

2.PLAYボタン
音を再生したり止めたりするボタンです。

3.CUEボタン
曲の指定した位置から移動したり、押している間だけ指定した位置から再生ができるボタンです。
一時停止中に押すとCUEポイントが設定され、再生中に押すと設定したCUEポイントに戻って一時停止します。
この状態で CUEボタンを押し続けるとその間は再生されて、離すとCUEポイントに戻ります。
シフトボタンと同時に押すと曲の先頭に戻ります。

4.SYNCボタン
テンポとタイミングを自動で合わせてくれるボタンで、初心者の方は必須のボタンになります。
ボタンが赤色に光るとシンクボードがONになっていることがわかります。

右側のデッキの曲を左側のデッキの曲のBPMに合わせる場合、SYNCボタンを押すと右側のデッキのBPMと同じBPMに調整されます。

ちなみにボタンを1秒以上押すと、テンポを合わせる基準のデッキの変更ができます。
マスターの意味はまず左側のデッキをマスターに設定した状態でテンポを下げていくと右側も反映されますが、この状態で右側のテンポを見ると反映されません。そういった違いになります。
シフトを押しながらボタンを押すとテンボスライダーの範囲を変更することが可能です。

5.テンポスライダー
曲の再生速度を変えられるスライダーです。
上に上げるとテンポが遅くなり、下に下げるとテンポが速くなリます。
テンポが速くなるか遅くなるかはスライダー横の刻印でプラスとマイナスが表示されているので、そちらで確認できます。
元々のテンポは0の位置の状態で、0の位置に合わせるとカチッとはまるような感覚があります。
ただしBEAT SYNCがONになっているとテンポの設定が反映されない事があるので注意が必要です。

 

ミキサーの箇所

1.ロードボタン
rekordboxから選択した曲を読み込ませるボタンです。2つあります。
2回押すと片方のデッキの状態が選択したデッキで反映されるインスタントダブルスという機能があります。
シフトボタンと左側のロードボタンを同時に押すことでrekordboxの関連するトラックが選択されるようになります。
シフトボタンと右側のロードボタンを同時に押すことでrekordboxの表示を切り替えることができます。

2.ロータリーセレクター
こちらを回すと楽曲を選択することができ、押すと選択する項目を変えられます。
シフトを押しながら回すと波形の拡大・縮小をすることができます。

3.クロスフェーダー
デッキで流れている曲を選択するフェーダーです。
つまみが一番端に来ている状態はつまみのある方のデッキの曲のみ再生される状態です。
中間につまみが来ている状態は両方のデッキの曲が再生されます。
直感的にデッキの切り替えができるので初心者の方は操作しやすいかもしれません。

4.縦フェーダー
曲の音量を変えられるフェーダーです。
一番下へ下げると音量が0に、一番上へ上げると音量が最大になります。
2つあるフェーダーの左側は左側のデッキ用、右側は右側のデッキ用です。
そのためミックスする時左側のデッキを流している状態で右側のデッキに移行したい場合、フェーダーを同時に操作してミックスを行うことができます。
クロスフェーダーや縦フェーダーを使ってデッキの曲の切り替えをしています。
DJによってスタイルがバラバラですが、傾向としてはヒップホップDJが主にクロスフェーダーを使う傾向にあり、テクノやハウスなどのDJは縦フェーダーを主に使う傾向があります。
縦フェーダーでのデッキ切り替えは少々難しいと思いますので、最初はクロスフェーダーでの切り替えをしていただいた方がわかりやすいかもしれません。

5.イコライザー
上から高音、中音、低音の音量を調整できるつまみです。
中間の12時の方向の位置が0で、左へ回すとレベルが低くなり、右へ回すとレベルが高くなります。(検証は動画をご覧ください。)
イコライザーを全て切った状態でも音は流れます。

rekordbox上の設定で「コントローラー」の項目の「ミキサー」の中に「ISOLATOR」の項目があり、こちらを選択すると音が完全になくなります。

6.トリム
曲の音量調整を行うつまみです。
曲によって音量が低かったり大きかったりと必ずしも一定の音量ではないため、その音量の差を埋めるためにこちらのつまみで音量の微調整をします。
トリムで調整をするときは必ず中央のレベルメーターが赤く点灯しないかの確認を行ってください。
音割れの原因になるので必ず赤に点灯しないように注意してください。

7.マスターレベル
ミックスされた音の調整をするつまみです。
DJにおいてはミックスされた音をマスターと呼び、その音量を調節するためのものです。

基本的にLEVELの右側の太線のメモリ(赤矢印)につまみの位置が入るように設定して、あとはお持ちのスピーカーなどで音量調整を行います。

8.ヘッドホンCUEボタン
先ほどご紹介したCUEボタンとは全く異なり、ヘッドホンで聴きたいデッキの曲を選択するボタンです。
ボタンは全部で3つあります。
使い方は右側のデッキの曲を聴きたい場合は右側のボタンを押し、曲を聴いたりマスターの音を聴きたい場合はCUEボタンを押します。
このボタンを駆使することでヘッドホンだけでDJを行うことも可能です。

9.ヘッドホンミキシング
ヘッドホンCUEボタンで選択したデッキとマスターの音のミックス具合を調整します。
つまみを真ん中に合わせると両方ともミックスされた状態になります。
つまみをCUE側に合わせるとCUEの音が主に再生され、MASTER側に合わせるとMASTERの音が主に再生されます。

10.ヘッドホンレベル
ヘッドホンへ出力する音量を調整するつまみです。

まだまだご紹介できないボタンがありますが、まずは基本的な操作というところで実際に操作をしてみたいと思います。

 

曲の再生

それでは曲を再生してみるところから紹介していきたいと思います。
曲を再生するには曲が冒頭にあるかどうかを確認する必要があります。

シフトボタンを押しながらCUEボタンを押します。そうすることで冒頭に曲が戻ります。
また元のBPMで曲が再生されるかどうかを確認する必要があるため、テンポスライダーが0になっているかを確認してください。
確認ができたらPLAYボタンを押して曲を再生します。
このままでは音が出ないので縦フェーダーを上げます。

 

曲を繋ぐ

実際に曲を繋いでみたいと思います。
タイミングなどは最初のうちは難しいと思いますので、とりあえず繋ぐ手法をご紹介したいと思います。
(文章の説明だと分かりにくいと思うので動画をご覧ください。)

一例として左側のデッキの曲から右側のデッキの曲に移行したい場合、右側のデッキの曲の低音をイコライザーで切り、この状態で曲を徐々にクロスフェーダーを使って入れていきます。
クロスフェーダーが真ん中の状態でイコライザーの低音域を反転して、反転した状態で徐々にクロスフェーダーを右端に持っていくことで綺麗にミックスをすることができます。
低音をいじる理由はどちらのデッキも低音が出た状態だとゼロの状態でミックスをするとキックの音が被さってしまい、音割れの原因になってしまうからです。
なので必ず片方のデッキの低音は切るようにしましょう。

ミックスには色々な種類があり、クロスフェーダーを瞬時に移動する「カットイン」やじわじわじわじわと移動する「ロングミックス」などがあります。

▼詳しくはこちらのプチテク講座でご紹介していますので是非ご覧ください!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はDJをする上で絶対に触る基本的な箇所についてご紹介をしました。
まだまだエフェクトやパッド操作などご紹介できていない箇所がありますので、そちらについては他の動画でご紹介していますので是非ご覧ください。

 

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