DJで使えるストリーミングサービスを徹底比較!Spotify、Apple Musicは使える?【2021/03/25更新】

※動画掲載時は2021年3月のお話です。

以前まではSpotifyの楽曲をdjayといったDJアプリで使うことができましたが、Spotifyが提供を終了して使えなくなりました。。。
現在でもSpotifyやApple Musicには対応しておりません。

そこで、当店ではSpotifyやApple Music以外でもDJで使用できる音楽ストリーミングサービスを徹底比較してみました!

目次

DJで使える音楽ストリーミングサービスは何がある?

そもそも、音楽ストリーミングサービスは今となっては各社が出しているので分かりづらいですよね。
有名なサービスですと、”Apple Music”、”Spotify”、”LINE MUSIC”、”AWA”、”Amazon Music”が挙げられます。
この中でDJソフトやアプリで使えるサービスはありません。
では、DJアプリで使えるストリーミングサービスは何があるのでしょうか。

DJで使える音楽ストリーミングサービス一覧はこちら

現在ではこの4つのサービスがDJで使える音楽ストリーミングサービスになります!
日本ではあまり普及していない、サービスインいていないサービスになるので知らない方が多いと思いますので各サービス詳しく解説していきます!

Beatport linkとは

まずは、Beatport linkからご紹介していきます。先程、挙げた3つのサービスの中では唯一日本でサービスインをしているサービスです。
名前から分かるようにBeatportと呼ばれる楽曲販売サイトが運営を行っており、サイト内で取り扱っている楽曲をDJソフトウェアで使用することができます。
現在、対応しているDJソフトはPioneer DJブランドのAlphaTheta社がスマートフォン向けアプリの”WeDJ”、”rekordbox dj(Performanceモード)”です。
今後は”virtual dj”にも対応する予定となっています。

元がDJ向け楽曲販売サイトであるためDJに特化しており、アーティストやアルバムの検索はもちろん、楽曲のジャンルやレーベルごとに検索が可能です。
更にダウンロードでオフライン再生が可能です。(ダウンロード可能楽曲数はLINK proが50曲、LINK pro+が100曲)

楽曲数 900万曲以上
月額プラン $14.99(Beatport link)
$39.99(Beatport LINK pro)
$59.99(Beatport LINK pro+)
ジャンル ダンスミュージック向け

SoundCloud Go+とは(日本非対応)

SoundCloudの名前を知っている方が多いと思いますが、その通り、楽曲投稿サイトのSoundCloudに音楽ストリーミングサービスが合体したものがSoundCloud GO+です。
通常のSoundCloudと比べて違うところは、楽曲をSoundCloudアプリ内にダウンロード※できたり、有料会員専用の楽曲を聴くことができます。※DJソフトではストリーミングのみとなります。

DJソフトへももちろん対応しており、Pioneer DJの”rekordbox dj”世界シェアNo.1の”SeratoDJ Pro”、無料版”SeratoDJ Lite”、PC・MAC・iPadに対応した無料の”TRAKTOR DJ 2″、”djay”に対応。
注意点は$4.99のSoundCloud GOはDJソフトへ対応していないのでSoundCloud GO+が必要になります。

楽曲数 1億2500万曲以上
月額プラン $4.99(SoundCloud GO)
$9.99(SoundCloud GO+)
ジャンル オールジャンル(ダンスミュージック寄り)

TIDALとは(日本非対応)

世界で最も売れている音楽アーティストの一人で、ヒップホップ界で名を馳せている”Jay-Z”が運営をしているサービスで、
楽曲だけでなく、ミュージックビデオも配信しており、6000万曲以上の楽曲と240,000曲のミュージックビデオを配信しています。
特に運営者の縁なのか、ヒップホップが非常に豊富なラインナップとなっていることが特徴です。珍しくアカウントを持っていない状態でも配信されている楽曲の検索が可能です。
また、他のストリーミングサービスでは少ないFLACベースの16ビット/44.1 kHz –およびMQA※ –通常24ビット/ 96 kHzとHi-Fi音源の配信を行っています。
※MQAとは、2014年にメリディアン・オーディオが発表した音楽再生の新技術で、「MQA=Master QualityAuthenticated(マスター品質を証明する)」というその名の通り、スタジオで生まれた音楽をオーディオ機器等で聴くリスナーへそのまま届けるために開発された技術です。

対応DJソフトは、”SeratoDJ Pro”、”SeratoDJ Lite”、”djay”に対応、更にDENON DJの一部製品(Prime 4など)であれば、機材から直接TIDALの楽曲を選択することができます。

登録方法などはこちらのページよりご覧ください!

日本でTIDALのアカウントを作る方法!ハイレゾストリーミング音源のススメ【2020年版】

楽曲数 6000万曲以上
月額プラン $9.99(Premium)
$19.99(Hi-Fi)
ジャンル オールジャンル

Beatsource LINKとは

先程のBeatport LINKと名前が似ていますが、それもそのはず、BeatportとDJ Cityが合同で設立したBeatsourceが運営している DJ向けのストリーミングサービスだからです。
ソニー・ミュージックやUNIVERSAL MUSICなどトップレーベルが協力しているのでBeatportとは反対に POPSなどメジャーな楽曲に強いことが特徴です。
また、有名DJや専門の方が作成したプレイリストが豊富で非常に選曲の手助けになります。
もちろん、自分でお気に入りの楽曲を探して、フロアを盛り上げるというのはDJの醍醐味ですよね
ただ 毎日第一線で活躍しているDJの様に日々更新される あらゆるジャンルの曲をチェックするのは大変なので Beatsource LINKは非常に強い味方になりそうです。

Beatport LINKと同じくダウンロードでオフライン再生が可能です。(ダウンロード可能楽曲数はLINK proが50曲、LINK pro+が100曲)

楽曲数 非公表
月額プラン $9.99(LINK)※
$19.99(LINK Pro)
$19.99(LINK Pro+)
ジャンル オールジャンル

※LINKプランのみ128kbps AACストリーミング、その他は256kbps AACストリーミング対応

対応DJソフト比較

DJソフト ストリーミングサービス
rekordbox dj ・TIDAL
・SoundCloud GO+
・Beatsource LINK
・Beatport LINK
SeratoDJ Pro,SeratoDJ lite ・TIDAL
・SoundCloud GO+
・Beatsource LINK※Proのみ
・Beatport LINK※Proのみ
TRAKTOR Pro3 なし
TRAKTOR DJ 2 ・SoundCloud GO+
djay ・TIDAL
・SoundCloud GO+
・Beatsource LINK
・Beatport LINK

 

レコードプールの紹介

そのためレーベルより宣伝したい最新の音源が配布され、それをDJがクラブなどで流すといった、レーベルにとってもDJにとってもありがたいウィンウィンな関係となっています。
基本的には定額の有料プランに入ってダウンロードしますが中には無料のサービスもあります。

レコードプールの代表といえば「DJCity」です。
DJCityはDiploやLilJonといった世界のトップアーティスト、DJなどの世界中の一流ナイトクラブで使われている音源が揃っています。
常時1万曲以上の新曲が揃っている上クラブやラジオ用にリミックス、エディットされたEDM、HOUSE、TRAP、HIP HOP、POPなどの楽曲が高音質で提供されています。
さらに新曲だけの取り扱いであり一定期間で不人気な曲は無くなるので、DJCityは最新のクラブヒットを流したいDJ向けとなっています。
TIDALと同じく登録前でもどんな楽曲があるのか調べることができるので登録してから後悔するということはありません。
専用アプリも用意されているので、スマホでも最新の楽曲をチェックすることができます。
移動中などスキマ時間に効率よく音源探しができ、気に入った楽曲は保存しておいて後でパソコンからまとめてダウンロードすることができます。

ただ3ヶ月毎に11,000円を支払う方式ですのでご注意ください。
メジャーな音源がダウンロードし放題と考えるととってもお得ですよね。

▽DJCityの登録方法についてはこちらの動画をご覧ください。

 

もちろんDJCity以外にも無料でダウンロードできる「デジワックス(digiwaxx)」や、旧譜が充実していて初回1ヶ月無料の「ディグトラックス(digtracks)」など様々なレコードプールがあります。

▽digiwaxx、digtracksについての詳細はこちらの動画をご覧ください。

ダウンロード販売の紹介

DJではまだまだ扱いやすくてラインナップも豊富にあるダウンロード販売の方が主流ですよね。
ダウンロード販売のサイトはたくさんありますがDJでよく使われているサイトは

  • iTunes
  • Beatport
  • bandcamp

の3点になると思います。

iTunes

誰もが知っているAppleの音楽ダウンロード販売サイトでJ-POPやメジャーな楽曲の大半はこのサイトで手に入れることができます。
ただ価格が高かったりするのでiTunesでしか手に入れることができない楽曲のみ購入するのも手かもしれません。

Beatport

ストリーミングサービスの項目でご紹介した「Beatport LINK」の元になるサイトです。
様々なジャンルで分けられており、自分の好きなジャンルの曲をすぐに絞り込むことで簡単に曲を探せるのが特徴です。

他にもレーベル、BPM、remixしたアーティストなどでもすぐに検索することができるので非常に便利です。
たまに50%OFFクーポンを配っていたりなど太っ腹なセールを開催することが多いので要チェックです。

海外のサイトですが日本からでも購入することができペイパルでの支払いに対応しています。

Bandcamp

楽天市場のようなモール型でレーベルやアーティストごとにカートが異なるサイトです。
インディーズレーベルなど他のサイトでは手に入れられない音源を入手することが出来るのであまり知られていない音源や新たな音源を見つけるのに最適です。

大きな特徴としては売上の80〜85%がアーティストやレーベルに還元されることです。
ストリーミングサービスの場合は1再生あたり1円未満であることが多いので他と比べると大きい還元になります。
さらにアーティスト支援として指定された金額よりさらに上乗せして購入することや、逆に一部指定された楽曲は無料でダウンロードすることも可能です。

他にも楽曲の試聴が一部だけではなく全ての時間で聴けたり、購入した楽曲をアプリでストリーミング再生することもできます。
ダウンロードのフォーマットも色々選べたりなどとメリットが沢山あります!

ただiTunesやBeatportと比べると取り扱っている楽曲がインディーズ寄りなのでメジャーな楽曲を探している方には不向きかもしれません。

こちらもペイパル決済に対応しているので安心してすぐに決済することができます。

まとめ

いががでしたでしょうか。日本で対応しているストリーミングサービスは現状、”Beatport link”のみとなります。
全体的に見るとSoundCloud GO+がほとんどのDJソフトで使用できるため、大変魅力的ですね。しかし、日本でサービス展開していないので、サービスインするまで待つしかありません。
しかし、TIDALであれば、裏技としてアカウントを作成する方法があります!
詳しい方法はこちらをご覧ください!

日本でTIDALのアカウントを作る方法!ハイレゾストリーミング音源のススメ【2020年版】

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