初心者・ベテランDJこんなDJ機材が欲しかった！Numarkの本気「Mixstream Pro」の凄い機能をご紹介

※動画掲載時は2022年5月のお話です。

今回本当の意味でのオールインワンDJ機材が登場しました！

オールインワンというのは一昔前まで下記画像のようでした。

今でもターンテーブルだとインターフェースやDVSというシステムを入れるために色々必要になります。
そして接続やセッティングなど労力も大変、20万円以上かかったりコストも高くて大変です。

プレーヤーやミキサーを1つにしたオールインワン機材、こちらはセッティングもなくなりコストも抑えられるという意味で最高ではないでしょうか。

ということで今回「Numark(ヌマーク) / Mixstream Pro」をご提案させていただきたいと思います。

しかし多少のリスクもあります。
バラで揃えると故障などの場合、壊れた機材で片方のCDJだけ、ターンテーブルだけ、ミキサーだけを修理やメンテナンスすればいいなどが可能ですが、オールインワンになるとどこが一部が壊れても全部修理に出す必要があります。
しかし多少のリスク程度だと思いますので、オールインワンというのは本当にオススメです。

人気のDDJ-400などもオールインワンになるかなと思います。
お手軽なものは最近オールインワンになり始めているので、今回ご紹介する Mixstream Proに関してはさらに”本当の意味でのオールインワン機材”ということで、スピーカーも内蔵されています。

最近リリースされた最新機材のベスト盤のようなおいしい機能・すごい機能が凝縮されていてもの凄いことになっているので是非最後までご覧下さい！

★Mixstream Proを使用したデモPLAYはこちら⇒https://youtu.be/a-gV3w79njY

目次
Numarkという会社とは？
Mixstream Proの特徴
基本的な機能
まとめ
- 関連ブログ
割引クーポンなど他お得なお知らせ

Numarkという会社とは？

こちらの新製品はリリースしてから少し経つのですが、発売以来大手海外サイトから高レビューがどんどん入っており話題になっています。
大体が星4つか5つ星の評価になっており、日本でも有名なA○azonレビューが非常に集まっていて高評価です。

まずこの機材のメーカーが “Numark”という会社で聞き慣れない方も多いと思いますが、音楽業界では世界トップ5に入る大きな会社の傘下の会社です。
大きい会社なので、すごいコスパですごいモデルもリリースしている有名な会社というところで認知されていると思います。

ちなみにDENON DJ、RANE、AKAIも同じグループに所属しており、日本人の開発者さんや社員さんも入っておりますのでさらに安心要素が多い素晴らしい機材です。

世界に出るともっと人気で有名なブランドというのがNumarkで、歴史も深い老舗メーカーです。
最新のイノベーティブな革新的な開発もしており、そのあらゆる機能を凝縮したものが最近発売されたMixstream Proになりますので、本当に素晴らしいところが満載です。

Mixstream Proの特徴

1.他大手ブランドと同等の大型液晶

XDJ-RX3ほどではないですが大型液晶が搭載されています。
波形も見やすく大きめに表示されます。

タッチパネル操作で画面の拡大も可能でキューも打ちやすくなっています。
2枚使いの場合でも非常にやりやすい仕様になっています。
Mixstream Proを使用した2枚使いやジャグリングループ、スクラッチをガンガンしたデモプレー動画がございますので、是非動画も合わせてご覧ください。

もちろん画面が大きくなることで選曲がしやすくなり、最大6曲一覧でジャケットが画面に表示されるのは非常に素晴らしいです。
DJにとって選曲で一覧で見やすいのは魅力の一つだと思いますので、そこも完璧に抑えられています。

2.あらゆる音楽ソースに対応

USBメディアとMP3、SDカードの2つのメディアに対応しています。
またMP3やWAVファイルなど定番的なファイルにもちろん対応しています。

さらにすごいのが音楽ストリーミングサービスに対応しているところです。
なので何も音楽を持ってなくてもアカウントがあればIDとパスワードだけ入力して、ほとんど手ぶらでプレイできてしまうというところです。
定額サービスだと毎月定額払っておくだけで何万曲・何千万曲と利用でき経済的です。

サービスの内容はBeatport LINK、Beatsource LINK、Sound Cloud、TIDAL、Dropboxに対応しています。

▼聴き放題サービスについては下記ブログで詳しくご紹介しておりますので、是非合わせてご覧ください。

DJで使えるストリーミングサービスを徹底比較！Spotify、Apple Musicは使える？【2021/03/25更新】

アカウントを入力しておけば使用でき、BPMは勿論キーも表示されたりなど物凄く便利にお使いいただけます。

3.基本機能の素晴らしさ

エフェクターは4つ選択できます。（ECHO、FLNGR、DELAY、PHASERに対応）
パドルエフェクトなので素早いエフェクト操作に対応しています。

HOLDしてかけっぱなしも可能ですし、DELAYで終わらすことも可能です。
抜かりなきエフェクターの種類です。

パドル式なのでスクラッチやジャグリングなど細かいHIPHOPのテクニック、DJの素早いスピードを要求されるテクニックの時にパドルエフェクター、高級スクラッチミキサーにも内蔵されているエフェクターなので、ここも抜かりなく素晴らしい点です。
こちらを使いこなしたデモプレー動画も是非ご覧下さい。

4.定番DJアプリの互換共有機能

「engin OS」（WindowsやMacOSのiOSのようなもの）オペレーションシステムというプログラムが内蔵されており、それでDJを操作できるようになっています。
それをパソコンであらかじめSeratoやrekordboxの移行作業をしていただければ、普段お使いいただいている定番アプリの音楽ファイルを仕込みをあまりすることなく移行作業が可能になります。
なので上級者さんや中級者さんなど普段DJをやられているファイルもこれですぐに利用することが可能です。

基本的な機能

イコライザー

ミックスに必要なイコライザーが搭載されています。
大手メーカーの定番的なもので、高音・中音・低音、カットできたり増やしたり、カットは無限大にアイソレーターというモードで可能です。
定番の機能でミックスの時に音を膨れないように、より繊細なミックスのために必要な最低限の機能になると思います。
あと音量の大小の微調節など、基本的なところも勿論可能です。

フェーダー

フェーダーも最低限の機能が備わっており、縦フェーダーは若干重めでミックスにも最適なフェーダーフィーリングです。

スクラッチに必要なクロスフェーダーはセッティング画面でミックス向きのフェーダーとスクラッチ向きのフェーダーを瞬時にモードを変えることができます。
こちらも抜かりない基本的な機能が搭載されています。

プラッターサイズ

プラッター（ジョグ）は扱いやすくて、持ち運びもできてプレーに遜色ない絶妙なサイズ感です。
もちろん大きければ大きいほど、レコードサイズに近い方がプレーはしやすいのですが、やっぱりこのサイズ感というところを担保して持ち運べる、また設置の融通も効きやすい絶妙サイズというところでこちらのサイズに落ち着いています。

デモプレー動画見ていただいたら分かりますが、感度も素晴らしくスクラッチもいい感じでできるので、2枚使いやループができる最低限のサイズでとても素晴らしいと思います。

こちらに近いモデルで考えるとDENON DJ の Prime GOという機種があるのですが、こちらは持ち運びに特化してバッテリーも内蔵していてすごくコンパクトになっています。
プラッターサイズもMIXSTREAM PROの半分以下になっているのでジャグリングや2枚使いはかなり難しいかなと思います。

もちろんPrime GOは持ち運びに特化しているので、さらにプレーの幅を広げてヒップホップ的なプレーやもう少しプレーを快適にしたいということを考えるとMIXSTREAM PROは素晴らしいかなと思います。
その考えによってはPrime GOのDJプレイ快適版という感じかもしれないですね、お値段も安いですし。

エフェクター/フィルター

エフェクターは先ほど触れましたが、高級スクラッチミキサーに搭載されているパドル式が採用されています。
素早い直感的なプレーが可能なので瞬時にエフェクターをプレーできます。
スクラッチをやりながらポンポンと、ノブだと難しいのでこれは素晴らしいところになると思います。
また最低限一番使うエフェクターは搭載されており、こちらも素晴らしいです。

フィルターなど絶妙な微調節が必要なものはしっかりとノブになっており、使いやすいようになっています。

PADエフェクト

パットの部分が最近は重要視されている部分だと思いますが、パッドは4つしかないですがCUEボタンをもう一回押すと合計8個分使えるようになります。
あとはループをセーブしたりオートループの機能、定番の一番プレーで使うであろうロール機能もしっかりと搭載されています。
基本機能をこれまで説明してきて素晴らしいことはご理解いただけたかと思います。

PLAYボタン、CUEボタン、SYNCボタンも付いており、4つ打ちやEDM系はSUNC機能でしっかりしたプレーが可能になります。

スピーカー内蔵

本当のオールインワンというところで、スピーカーが内蔵されています。

内蔵スピーカーの音質はこちらを是非お聴きください▼（13:41〜）

Numark独自の技術で低音も豊かで素晴らしい音質にチューンアップされているということがお分かりいただけると思います。
カメラで撮った音質になりますが、それでも練習には全く問題ない音質と音量を担保していると思いますので、素晴らしいと思います。

ヘッドオンと音源を揃えるだけでDJが可能

ヘッドホンを買って音源を揃えるだけでもDJが可能です。
音源は聴き放題サービスを契約するだけで買わなくてOK、プレーも可能です。

そしてこれだけの機能が付いてなんと！！

破格値になっています。

Pioneer DJさんだとXDJ-RRが似たような機能になると思いますが、それでも13万円を超えてきますし最近出たXDJ-RX3は25万円ですから、特にDJを始められる方や初心者の方は価格面でもお勧めできるものになっていると思います。

定番DJアプリにも対応しているので、今まで使っている音楽データを使って仕込みを全くすることなくコンバート(変換)して使うことができるのでサブ機や持ち運び機として考えてもいいんではないでしょうか。

△デメリット

良い所ばかりご紹介させていただきましたが、もちろんご注意も必要です。

高級機種と比べると、アプリに対応しておりましたがパソコンに繋いで直接使うことができません。
大抵の高級機はパソコンに繋いでUSBに落とし込まなくても使えますが、Mixstream ProはUSBに落とすという仕込みの1個の作業が必要になってしまいます。
なので皆で持ち寄ってパーティしようよという話になった場合、rekordboxやSeratoもファイルがあれば大丈夫だからという話でお友達を呼んだとしても音楽ファイルをUSBに移行する時間がわりかし掛かります。
いきなり現場に来て2.3時間待つことも十分あり得ますので、そこはかなりご注意が必要かなと思います。
そこはトレードオフのところでパソコンが直接使えないデメリットがあります。
恐らくパソコンも使えるようになると、Seratoのライセンス契約料としてその費用も必要になってくると思うので、6万9800円という価格はちょっと難しくなるかなと思います。

しかし期待できるところで申しますと、engine OSのパソコンバージョンが勿論ありそれがプレーに対応すればパソコンを直接つなぐことも可能になってくると思いますので、もし将来それが対応になったらUSBポートも付いているので現実的にその機能はNumarkさんに期待したいところです、、。

そこの部分だけご留意いただければ、定番機種や有名機種に比べて半額ぐらいの値段でめちゃくちゃいい機能や最新の機能が沢山搭載されているので、めちゃくちゃオススメになると思います。
お値打ちなモデルながら、最近Pioneer DJさんのフラッグシップモデルCDJ-3000が対応したTIDALにも対応し、最低限の使いやすい機能が凝縮され液晶も非常に綺麗ですし、本当に素晴らしい機能ばかりだと思います。