【初心者OKこれだけでLoFiHipHop作成】エモい曲が超簡単!魔法の定番コード4つ

※動画掲載時は2021年8月のお話です。

エモい曲、簡単に作りたいですよね。

音楽理論や楽器を弾いたりなど凄く沢山のことを覚えて大変という印象を受けると思います。

一流の楽曲は勿論理論と完璧な演奏で作られていますが、ちょっとしたコツで良い感じと思えるものが作れます。

名曲で使われているコード進行を用いてあと少しの事で雰囲気がかなり出ます。

全くの初心者の方もこちらを最後まで見て頂いたら、必ず作曲していて楽しい・作ってみたくなると自信を持っています!

ちょっとしたコツをご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。

 

目次

 

Lo-Fi HipHopとは?

今回題材にするLo-Fi HipHopの説明もさせていただきたいと思います。

ゆったりと聞ける音楽として最近とても人気な音楽ジャンルが「Lo-Fi」もしくは「Lo-Fi HipHop」ですよね。

コロナ化で在宅ワークが増え息抜きにチルい音楽を探しているとLo-Fiに行き着く方も多いのではないでしょうか。

在宅ワークや勉強などのお供としてとても相性の良い音楽だなと感じてます。

まだジャンルとしては歴史の浅いLo-Fiですが、YouTubeのライブ配信で24時間流されていたりSpotifyなどのストリーミングサービスにもカテゴライズされておりその認知度は上がっています。

またこのような背景もあり、Lo-Fiを自分で作りたいというニーズも高まっています。

ただ一見するととても複雑なフレーズや音作り、そしてコード進行も浮遊感があって自分で作るのは難しそう、、と思う方も多いのではないでしょうか。

Lo-Fiとはどんな音楽なのかもう少しだけ説明しておきます。

もともとLo-Fiはマイナス要素が強い言葉で、低音質でノイズが入っていたり、あまり良くない録音環境のことを意味するスラングとして1980年代頃から用いられていた言葉でした。

しかし近年こうしたノイズのサウンドや少し歪んだサウンド感が逆に音楽を引き立てる役割としてYouTubeやSpotifyなどのストリーミングサービスの世界でムーブメントは発生しているそうです。

90年代の初期のヒップホップがブーンバップという風に呼ばれていてそちらもに当たるのかなと思います。

簡単にまとめると、

  • jazzっぽいコード進行
  • レコードのような劣化音
  • ゆるいドラム

これらがLo-Fiの特徴かなと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、流行っている曲を作りたい・Lo-Fi HipHopの雰囲気をすぐに掴みたいDTM初心者さん、Lo-Fi HipHopを最近知った人でもエモい曲が直ぐ作れる4つの定番コードをご紹介していきます。

 

エモい曲が作れる4つの定番コード

今回使う環境としてはDTMソフトは「Ableton Live」を使用します。

▼ableton Live 11 Suite
https://www.mh-friends.com/shop/index.cgi?targets=%A2%A7%BE%DC%BA%D9%B8%A1%BA%F7&andor=1&Keys=ableton+Live+11+Suite&SEL%3AA.x=18&SEL%3AA.y=15

今回は使用しませんが、作曲はビートメイクの定番であるプロの人たちも使っている「MASCHINE」や歴史を刻んだ伝説の名機AKAIの「MPC Live」などを使用する方法もございます。

以前の動画でMPCを使用した作曲講座もございますので、こちちも是非ご覧ください。

 

ではコード進行を早速ご紹介していこうと思います。

今回は全て”Key=C”で説明していきます。

初心者の方だとKeyってなんだろう?と思う方も多いと思うんですが、DTMソフトを使えば簡単にKey(もとのどの音を中心にその曲を作っていくか)を変えることもできますので、今はそんなに深く考えずに画面と同じように打ち込んでいけば大丈夫です。

 

① 251進行

Dm、G、Cの3つを使ったコード進行です。

▼コードのみの音はこちら 07:41〜

 

ジャズでよく使われるコード進行で、いわゆるツーファイブワンです。

マイナー調のDmから始まり、マイナーの暗い音からメジャーの明るい音へ解決していくなかなかエモいコード進行という風に感じます。

それぞれの構成音を解説しようと思いますが、まず最初にDmコード。
こちらは”レ・ファ・ラ”の3つの音です。

鍵盤を1小節間伸ばす形で打ち込んでください。

次はGコードで”ソ・シ・レ”の3音です。
こちらも1小節間打ち込みます。

音階が分からなくても音の位置だけ分かればできます!
画面通りに打ち込んでいただければと思います。

そして最後はCコード。
こちらは”ド・ミ・ソ”の3音です。

最初の2つのコードとは違って2小節間打ち込んでください。

そうすると3つのコードで4小節間のコード進行が作成できます。

それでは打ち込んだコード進行にドラム、ベース、メロディを打ち込んだものを用意しましたので聴いてみて下さい。(打ち込んだコードをそのままコピペして使用)

▼コード+ドラム+ベース+メロディはこちら 09:52〜

 

なかなかシンプルなコード進行ながらエモい曲になっているのではないかと思います。

▼コード+ドラムはこちら 10:43〜

 

またコードとドラムだけでも良い感じになります。

ドラムを打ち込むのが大変だなと思う人はドラムのループ素材がございますので、こちらをループで入れていただいたら速攻でできてしまいます。

 

② 456進行

F、G、Amの3つを使ったコード進行です。

▼コードのみの音はこちら 12:22〜

 

マイナー調の暗い響きへ向かっていくことで物哀しくてメランコリックな雰囲気がするコード進行です。
今風で言うエモいです。

「X JAPAN」の「Unfinished」という曲や海外のレーベル楽曲などにも使われたり、シンプルなのでループ素材として重宝するコード進行だと思います。

音が上昇していくので盛り上げたいところで使用するのもいいと思います。

構成音はFが”ファ・ラ・ド”の3音、その次のGは先ほども出てきましたが”ソ・シ・レ”の3音です。

最後Amは”ラ・ド・ミ”の3音です。
先ほどのコード進行と同じように、Amは2小節間伸ばして全体で4小節のトラックを作ります。

ではこのコード進行にドラム、ベース、メロディーを打ち込んだものを聴いていただきます。

▼コード+ドラム+ベース+メロディ、コード+ドラムはこちら 13:52〜

 

コード+ドラムのみでも歌を乗せれば曲になりそうです。
ノイズなどを乗せたらさらに完成度が高くなりそうだなと思いました。

 

③ 4321進行

F、Em、D、Cの4つを使ったコード進行です。

▼コードのみの音はこちら 16:24〜

 

一番低い音(ベース音)が順次下降していくコード進行になります。

最終的にCに落ち着くのでとても終止感があります。

あとはこのコード進行はピアノの白鍵を適当に弾いてもエモくなる魔法のコード進行です。

アドリブの練習などにもおすすめです。

構成音は最初のFは”ファ・ラ・ド”、次のEmは”ミ・ソ・シ”。

Dは”レ・ファ・ラ”、Cは”ド・ミ・ソ”です。

今回はコードが4つありますので全部一小節間伸ばして作ってみてください。

ではこちらのコードにドラム、ベース、メロディを打ち込んだものを聴いていただきます。

▼コード+ドラム+ベース+メロディ、コード+ドラムはこちら 16:45〜

 

今までのコード進行よりも少し明るい感じがしますのでメロディは飛び跳ねたような感じに変化します。

 

④ 4361進行

F、Em、Am、Cの4つを使ったコード進行です。

▼コードのみの音はこちら 18:28〜

 

こちらはあの有名な「丸の内サディスティック」や「Just The Two Of Us」で使われているコード進行を少し変えたものです。

現代ですとYOASOBIやあいみょんなど名だたる名曲中の名曲が使っていて、最近よく聴くコード進行です。

よく使われる「丸サ進行」と言われるものは二つ目のEmコードです。
こちらが真ん中のソの音が半音上がってソの♯になることが多いんですが、こちらも聴いてみましょう。

▼Emのソ半音上げver.の音はこちら 19:03〜

 

少し雰囲気が変わり、より哀愁感が増します。

Amに向かうエネルギーがより感じられるコード進行なのですが、今回はピアノの白鍵だけでメロディーが作りやすいようにEコードをあえてEmにしてみました。

こうすることでメロディーが初心者の方でも簡単に作ることができます。

構成音はFが”ファ・ラ・ド”、Emが”ミ・ソ・シ”、Amが”ラ・ド・ミ”、”ド・ミ・ソ”です。

コードが4つありますので全部一小節間伸ばして作ってみてください。

実際にドラム、ベース、メロディを打ち込んだものを聴いてみましょう。

▼コード+ドラム+ベース+メロディはこちら 19:50〜

 

最近よく聴くエモい代表のコード進行でした。

 

4つのコード進行まとめ 〜デモ曲も披露〜

複雑なコード進行を使わなくてもLo-Fiっぽさができるのを感じていただけたでしょうか。

ご紹介したコード進行に共通している事はそのキーのサブドミナントから始まっているという事です。

ファから始まるコード(F、Dm)などサブドミナントといった機能を持ったコードから始まっているのが共通しています。

そうする事でキーの雰囲気をぼかす効果があり、哀愁漂うエモさが出る秘訣になります。

しかし今回はこういった理論的な事は無しに形だけ覚えてもらって、ご紹介したコード進行だけでもやり方・工夫次第で楽しく作曲できます。

では最後に今回紹介したコード進行、Dm、G、Cを使って簡単に曲を作ってみましたので是非聴いてみてください。

▼デモプレイはこちら 22:13〜

 

環境音(最初にかかっていた音)はフリー素材、楽器の音などはDTMにもともと入っている音源のみで作ってみました。

結構ピアノなどの音がピッチが揺らいでいたと思うのですが、こういったレコードのような質感を出すプラグイン「Viynl」は無料でダウンロードすることができます。

▼詳細はこちらの動画をご覧ください。

 

難しい事はせずに、音色と楽器の構成を工夫すればローファイっぽくなると言う事が伝われば幸いです!
是非試してみてください。

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