【DJ音源集め】超初心者DJ編 使える音源ファイルは?!聴き放題、mp3、wav、CDどれが最高?!(ddj-200,ddj-400,ddj-1000,ddj-sb,ddj-rb)CDを使う方法も
※動画掲載時は2020年8月のお話です。
これまで様々な音源集めサイトをご紹介してきましたが、一連のインターネットから音源を集める手段にも欠点があり、CDでしか入手できない音源があったりします。
アニソンなどはCDのみでインターネットから購入できない音源も多く、もともと持っているCDをDJに使いたいと言った方も多いと思います。
またCDJであれば文字通りCDを読み込ませるだけでDJで使用することはできますが、SeratoなどのDJソフトやUSBメモリでのDJと比べると読み込み速度や柔軟性、そしてCUE打ちやBPMの調節などの準備といった面で劣ってしまい、すでにCDを使ったDJをしている方でもパソコンへ移行したいといったご相談が増えています。
レコードでもCDと同様に録音してデータ化してパソコンへ取り込むといった方法がありますが、今回はCDの取り込み方をメインにご紹介していきますので割愛させて頂きます。
そこで今回はこれからDJを始める方や既にDJをされている方でパソコンへ移行を検討されている方に向けて、CDの取り込み方と最適な音楽ファイル形式を解説していきたいと思います!
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目次
CDをパソコンへ取り込む方法
まずお手持ちのパソコンにCDドライブがない場合は外付けのCDドライブを購入しましょう。
CDをパソコンへ取り込むにはリッピングソフトを使います。
今回は使いやすさを重視してiTunes(※Apple Music Appへ名称が変更されました)、MacOSの場合はMusicで説明していきます。
CDをCDドライブへ入れるとCDのアイコンが上部に表示されますのでそちらを選択します。
選択するとCD内の音源が一覧で表示される画面になり、インポートを選択します。
インポート設定が表示されるので、今回はインポート方法「AACエンコーダ」、設定「iTunes Plus」を選択します。
OKを選択し取り込みを開始します。
ライブラリーへ表示を切り替えると取り込んだ音楽ファイルが表示されていると思います。
先ほどのインポート設定の詳細についてご説明すると、「AACエンコーダ」がこれから説明する音楽ファイル形式の選択項目で、「iTunes Plus」がデータの圧縮率になるビットレートの設定になります。
こちらの値はkbps(キロビットパーセカンド)で表示され、数値が高いほど音が良くデータ容量が大きい・数値が低いほど音が悪くなるけど容量が小さいといった形になります。
ほとんどのCDはインターネットに接続された状態だと曲名とジャケット画像が取得されますが、一部のあまり販売されていないマニアックなCDなどは曲名とジャケット画像の取得ができず「トラック1」などといった曲名になってしまいます。
その場合は個別に頑張って手打ちで曲名を入力する必要があります。
ここまでCDの取り込み方についてご紹介しましたが、正直面倒くさい作業なのでCDを取り込む際は気合を入れて取り掛かりましょう!
音楽ファイル形式について
先ほどインポート設定で少し触れた音楽ファイル形式とは、音データをコンピューター上で保管するためのデータ形式をさしています。
様々な種類があるのですが、その種類の違いとしてはどうやって音データを格納するのかの違いになります。
さらに音データ自体はデータのサイズが大きいのでデータを圧縮して小さくするものも存在します。
音楽ファイルといった特性上、単純に圧縮するのでは音質が劣化してしまうので大きく分けて3種類に圧縮の仕方に分かれています。
1.非可逆圧縮
人間が聞こえない音などをざっくり削ってしまうといった思い切った方式です。
元のデータサイズから1/8から1/10ほどへのサイズへ変換し、さらに音質もある程度保たれるため最も普及している方式になります。
採用されている形式はMP3・AACなどとなります。
MP3は音楽ファイル形式の中でも最も普及している形式ですので知っている方も多いのではないでしょうか。
2.可逆圧縮
元のデータの音質を保持したままデータを圧縮する方式です。
非可逆圧縮ほどデータのサイズを小さくできませんが後ほど解説する非圧縮と同等の音質であることや非圧縮へ変換することも可能です。
採用されている形式はFLAC・Apple Losslessなどとなります。
3.非圧縮
元のデータを全く圧縮しない方式です。
手を加えていないので音質に優れています。
採用されている形式はAIFF・WAVなどとなります。
ここまでご紹介しましたがどれがDJに最適なのかわからないと言った方が多いと思います。
そこで最適な形式に絞り込みました結果、
こちらの2点になりました!
AACは同じビットレートでMP3と比較すると音質に優れており、なおかつサイズが小さいのであまり容量気にしなくてもいいメリットがあります。
DJソフトはもちろんのことCDJなどほとんどのDJ機器に対応しており、この形式で取り込むのが一番ベストかと思います。
AIFFはWAV形式ですと最大容量4GBまでとなり曲名などの情報を保存する規格がソフトによって異なるといったデメリットがあるのに対して、それらの点に問題がなく対応DJソフト・対応DJ機器も先ほどのAACとほぼ同等の水準になっています。
疑問に思われている方もいると思いますが、今回最適な形式に可逆圧縮のFLAC・ALACをあげませんでした。
確かに可逆圧縮フォーマットは非圧縮と可逆圧縮の良いとこどりをした優秀な形式ではあるのですが、残念ながら未だ全体的にDJ機器においてはサポートされている機器が非常に少ないことや、FLACがiTunesに非対応であったりと面倒な点がいくつか見られます。
しかしseratoDJ・TRAKTOR・rekordboxなどのDJソフトでは対応しておりますので、CDJを全く使わないと言った方はこのFLACやALACで取り込んでもいいかもしれませんね。
ハイレゾ音源とCD音源の違い
余談ではありますがややこしいことにCDからの取り込みや変換をする際に使用するソフトによって音質が異なりますし、AACなど一部の形式ではサンプリング周波数と呼ばれるデータの密度を変えることができます。
またよく耳にするハイレゾ音源とCD音源の違いについても軽くご紹介します。
192kHz/24bitの場合はCD音源の約6.5倍相当の情報量を誇っており、音源を収録するマスタリングといった作業の際対応している音源であればハイレゾ音源が高い効果を発揮します。
しかし対応している機器が限定されています。
またハイレゾ音源を扱うにはそれ相当の対応した機器はもちろんのこと、スピーカーなど環境を整える必要があることや自分自身の耳がハイレゾに対応していることも重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか
CDの取り込み方から音楽ファイル形式の違いについてお分かりいただけたと思います。
音楽ファイル形式はCDから取り込むときに選べますがダウンロード販売の場合はあらかじめ決められた形式でのダウンロードになってしまいますので、購入する際はどの形式でダウンロードされるのか確認したいところですね。
商品に関するお問い合わせなどこちらからご連絡お待ちしております。
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