DVSに対応RekordBox検証!果たして結果は・・

単なる楽曲管理ソフトに過ぎなかったRekordBoxがどんどん進化を遂げています。 当初は、同社DJ機材のCDJの楽曲管理ソフトとしてリリースされおフランスの老舗DJ機材、メインDJソフト開発のMixVibesとの共同開発とスタートしました。まあ、楽曲の管理のみなのでミキサー機能やシンク機能などは勿論ありませんでした。それは、PioneerのDJ機材を使えば良いという感じなので必要はないという事で納得の話ではあるのですが、勿論その期待と想像は高まるに決まっておる感じでした。 そんな経緯の中、 そこで今回、 曲のシンク機能をはじめとして、完全なDJソフトへと完成系と言って過言でないほど良くなっているのです。 Serato DJ(※1),Traktor Pro(※2)といった超どど定番のDJソフトと遜色なくなっています。 完成系、いや最終系と言って良いDVS(※3)の機能がいよいよアップデートされたという事でそこの検証に迫りたいと思います。 (※1.2.3) の詳細説明は今回割愛致します。 是非こちらの記事をご覧下さい。 ミキサーまたはコントローラ 推奨機器 ・ミキサー DJM-900NXS2 DJM-900NXS DJM-900SRT DJM-850 DJM-750 DJM-Tl ・コントローラ DDJ-RZ DDJ-RX DDJ-SZ DDJ-SX2 では早速、rekordbox DJを開きます。 それで環境設定を開きます。 7836 7836-2 まずはいきなりご注意が必要なのですが、DDJ-RX,XDJ-RX以外はDVS機能は有償になってしまいます。 とは言っても、税抜き12000円で追加購入可能です。 そこまでの後に機能を紹介しますが、機能を考えるとどちらかというとお安いと思えます。 あと、30日トライアルで使えばDVSの機能も無料で30日は使えます。 エフェクトパックという表示も気になるところですが今回先を急ぎます。 7836-3 今回の検証は、30日トライアルで行い、すぐ DVSタブが出現しました! 当社の少ない予算から、有償のDVSは後回しです(T ^ T) お安いと言ってここで矛盾発言ということはお許しくださいm(._.)m 7836-4 こんな感じで、DVS画面が表示されています。 もう、スクラッチライブやトラクターを使われた事がある方には お馴染みのセッティング画面。 今回の検証は、ターンテーブルにて行います! 7836-5 ターンテーブルを接続して、専用のDVSレコードを再生します! 申し遅れましたが、下記の専用のコントロールヴァイナルが必要となります。 Pioneer(パイオニア) / Control Vinyl 1枚 RB-VS1-K 「rekordbox dvs」専用コントーロールバイナル Pioneer(パイオニア) / Control Vinyl 1枚 RB-VS1-K 「rekordbox dvs」専用コントーロールバイナル 1800円Pioneer(パイオニア) / Control Vinyl 1枚 RB-VS1-K 「rekordbox dvs」専用コントーロールバイナル 7836-8 7836-9 今回のセッティングは CH1にターンテーブルをPhonoで接続。 (DDJ-RXはCH1,CH2のみPHONOすなわち、ターンテーブルに対応です。) DVSを動作させるには、Input selectをPCにする必要があります。 通常のレコードの再生の場合は、PHONOに切り替えます。 ここは注意が必要ですね。 あと、もう一点注意が必要なのですが、 PHONOイコライザー内蔵のターンテーブルなど、Pioneerなどのちょい昔のCDJなど、LINEで入力の場合は動作しないです。 必ず、PHONOでアース(GND)もつないで行ってください。 キャリブレーションのセッティングに入ります。 7836-10 ヘルプを見ると、ターンテーブルから出力される情報 音量 左右の音量バランス ノイズ 衝撃など振動のバランス を設定します。 7836-11 Manualではより詳細に設定可能です。 7836-12 基本、AUTOでも十分動作しました。 7836-13 AUTO選択にて スタートボタンを L/R,P/A Balance Noise Level のストートをすれば 自動で検知して、設定寛郎します。 Complete と出れば 問題ありません! (くどいようですが、LINEで入力してると信号が読み取れなくてちゃんとComplete と表示されなく、使えません。) DVSモードにはABSOLUTE、RELATIVE、INTERNALの3種類があります。 DECK番号をクリックするとメニューの中から選択できます・ 選択するとDECK番号の下に選択モード名(ABS,REL,INT)が表示されます・ ターンテーブル(またはCDJ、XDJ> からコントロール信号を受信しているときはモード名が点灯します。 7836-15←こちらであればOK 7836-16←信号なし 7836-14

▼DVSのモード説明おさらい。 (TRAKTOR SCRATCH,serato scratch liveと同様)

ABSOLTE モード (abs アブソリュートモード)

・ ターンテーブルの針の位置がrekordbox のDECK の再生位置に反映されます. ・ターンテーブルの再生方向、テンポ、バイナルの操作がDECK 再生に反映されます. ・DECK内のTempo Sliderは非表示になります. またHot Cue やニードルサーチなど楽曲の位置が変わる機能が無効になります. ABSをクリックするとINTに切り替わります。 レコードの再生位置カ終了間際など一時的にINTERNAL モードに切り換えたいときに使用します。

★定番オススメ★ RELATIVEモード(rel レラティブモード)

・ホットキューも効きます! ・ターンテーブルの針の位置をrekordbox のDECK の再生位置に反映しません。 ・ターンテーブルの再生方向、テンポ、バイナルの操作はDECK 再生に反映されます・ ・DECK内のTempo Sliderは非表示になります. RELをクリックするとINTに切り替わります。

INTERNALモード(int インターナルモード)

・ターンテーブルの針の位置、再生方向、テンポ、バイナルの操作がDECK 再生に反映されなくなります。 ・DECK機能は制限無く使用できます. INTをクリックすると、前のモード団り替わります。

…ABSOLUTE モードまたはRELATIVE モードのときに表示されます。

クリックするとINTERNALモードに切り替わります。 ABSOLUTE モードのときに、レコードの再生位置が終了間際など一時的にINTERNAL モードに切り換えたいときに使用します。

総合評価

はっきり言ってかなり良いです! 定番のTRAKTOR SCRATCH,serato scratch liveとも比べ全く遜色無い! とてつも無くレスポンスが良いです。 DVSの王様であるserato。当初、とても計画に動くということで世界中で普及しており、今現在でも定番中の定番であります。 そこでヒイキ目なしにかなりフェアーに検証しましたが、本当に良い。 世界中の定番のDJ機材はPioneer DJとなっており、その親和性の高いのがrekord boxであり、それが定番ソフトと同等の進化を遂げ、反応速度、音質、セッティングの容易な所、すべて考慮してGOODなのです。 しかし、デメリットとしてはやはり価格的な所ですかね。 無難な金額ではあり、納得する金額ではあるのですが、所どころ有償となりのこ変えの方の負担はあるので、金額面で解消していけると本当に良いと思います。 次回は、CDJでのDVSにチャレンジしていきます。 ご質問やこんなの検証してなどありましたらどしどしください。 ▼動画作りました

 

▼追記更新
serato,scratch-live(スクラッチライブ)の機能で定番の
インスタント ダブルの機能ですが、勿論このrekordbox DVSにも搭載されております。この前、下記の動画でDJ Namuに聞かれてしらべました。
意外と検索しても出てこないので、記載しておきます。

▼ちなみに撮影した動画はこれです。

1.まず環境設定画面を開きます。

2.キーボードボタンを押して、ブラウズを押すとこのように出てきます。

最初に割り当ては、shift+command+conosor left or rightになってますね。
これ変える事もクリックしてできますので。
ぜひお試しください。

rekordboxは最強というのが一段と深まってきましたね。


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