『CDJ-2000NXS2』Pioneer DJフラッグジップモデル☆変更点、ポイント徹底検証☆

フレンズDJ機材商品情報

Pioneer DJ より新クラブ基準フラッグシップモデル
CDJ-2000NXS2』、『DJM-900NXS2』登場

今回は『CDJ-2000NXS2』の変更点、ポイントを徹底検証

cdj2000nxs2

発表されてから大きく話題に取り上げられている『CDJ-2000NXS2』ですのでDJの方の多くはすでに情報を得ているかと思います。

大きく取り上げられているポイントとして音質面の向上です。
商品紹介でも
「FLAC、Apple Lossless(ALAC)に対応し、96kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能に」
とうたわれていますが、わかる方には凄さが伝わるかと思いますが、いまいちピンと来ない方もいるのでは・・・
実際、僕も良く分からない点があったので・・・まずはその点を解説させて頂きます。

FLAC、Apple Lossless(ALAC)に対応とは今までのCDJですと使用できるファイル形式はMP3、AAC、WAV、AIFFでした。

音質面を考えるとWAV、AIFFを使用したいけれどデーター容量が膨大になるからと「非可逆圧縮」したMP3、AACを仕方なく使用していた方も多いのでは。
「非可逆圧縮」では圧縮した状態を使用するために、音質面の劣化が出てしまいます。

そんな方には『CDJ-2000NXS2』より対応となったFLAC、Apple Lossless(ALAC)が解決してくれます。
「可逆圧縮」方式を使用した形式なので圧縮して保存、再生時に圧縮前の状態に戻されるのでWAVEで保存されたのと同じ音質で使用が可能
WAVE使用と同クオリティーの音源再生が可能となります。

FLAC、Apple Lossless(ALAC)が対応となった背景にはハイレゾ音源が再生可能になった点も御座います。
ハイレゾ音源のダウンロードサイトではFLAC,ALAC,DSD,WAVの4つ形式のうちのほぼどれかとなります。

WAVではデーター容量が膨大になる点、カバーアートやアーティスト名・曲名などのメタ情報が埋込不可な点がある為に
FLAC、Apple Lossless(ALAC)の対応が不可欠となってきます。

どちらを使用するかは再生機器の対応状況やダウンロードサイトの対応で決めて頂ければよいかと思います。

ハイレゾ音源て・・・?という方もいるかと思います。
名前は聞いた事あるけど・・・、という方も多いのでは、簡単に説明をしますと「ハイレゾリューション=High(高) Resolution(解像度)」の略で「高解像度」という意味になります。
ハイレゾの定義としては44.1kHz/24bit以上と決められておりCDスペック44.1kHz/16bitを超えているものとなります。
詳しい事は今回割愛させて頂きますが、数値が大きくなるほどきめ細かい音となり空気感、臨場感のある音となります。

音質面の向上のポイントして

DACが変わった点です、デジタルからアナログへの変換回路の事ですが
『CDJ-2000NXS』ではウォルフソン社製が採用、こちらも性能の良い物でしたが
『CDJ-2000NXS2』ではAsahi Kasei DAC (AK4490EQ)を採用

ak4990

旭化成エレクトロニクス株式会社の新世代32bit プレミアムDACのフラッグシップとなるVERITAシリーズの製品
S/N 120dBのDACとしては業界トップレベル、高音質なオーディオ再生を実現します。

ネットワークオーディオ、USB-DAC、カーオーディオシステム等様々な商品に採用され高評価を得ています。

電源部分の改良によるノイズの軽減なども図られており音質を向上させています。

音質面本当はもっと深いところまでご紹介させていただきたかったのでですがそれだけで長文になってしまうので今回はこのあたりにして他機能のご紹介をさせて頂きます。

■ディスプレイ

desp

7インチディスプレイ、タッチパネルを採用
NEEDLE SEARCH/NEEDLE DROP機能をタッチパネルで操作
各種設定など細かい要素もありますのでこちら別の機会でご紹介させて頂きます。

■HOTCUE

hotcue

HOTCUEの設定が3つから8つに増えました。
PCDJでは8つの設定が出来るのがほとんどですので同じようにDJプレイが可能に。
設定、解除もボタン1つで簡単に可能です。

『Serato DJ』でのパッドコントローラーとして人気の『DDJ-SP1』の使用が可能

ddjsp1

こちらを『CDJ-2000NXS2』のUSBに接続する事でHOTCUEやROLLなどの機能を使用可能
PCDJと同じ様なDJプレイが可能となります。

■DIRECTION

direc

曲の再生をキープしたままパフォーマンス機能を使えるSLIPモードをREVERSEに搭載

■BEAT SYNC

synk

INST.DOUBLES機能を搭載、LAN接続している2台で同じ曲を同じ場所から再生が可能

今回は機能面は簡単にご紹介をさせて頂きましたので各機能に関しての詳細はまた別でご紹介させて頂きます。

音質面の向上、さらに扱いやすくなった機能の『CDJ-2000NXS2』
これからのクラブスタンダードモデルとして申し分御座いません。

■Pioneer DJ CDJ-2000NXS2
t02200055_0400010013368654174

当店ではさらに音質の向上を考えたサービス品、セットをご用意しております。
詳しくは下記のバナーをクリック
cdj2000nxs2s-2

 

 


関連記事


おすすめ記事

ミュージックハウスフレンズ商品検索


 
 


新着記事

  1. 2024.04.24

    MPC徹底比較!キーボード付きからポータブルまで、あなたにぴったりのモデルは!?
  2. 2024.04.24

    MPC KEY 37を実際に使ったデモ動画一覧!
  3. 2024.04.23

    初心者でも簡単にスマホから高音質な配信が可能!USBマイク「GO:PODCAST」がRolandより登場

カテゴリー

アーカイブ