『音源集め』💀訃報Spotify DJ終了😭TIDALが第一候補?曲数や使い勝手、音質をレビュー!

【2021年8月追記】TIDALの公式サイトが日本語に対応しました。
まだ日本国内からの利用はできずアカウントの作成や価格も未発表ですが、日本に上陸する日も近いかもしれませんね。


※動画掲載時は2020年12月のお話です。

今回は「TIDAL」と「Spotify」についてです。

音楽を聴く手段としてストリーミングを利用しているという方が増えましたよね。
当店の動画・ブログをご覧の方はDJさんが多いと思いますが、DJの方であれば音楽を聴くためだけじゃなくてDJプレイするための音源としてご利用されている方も多いのではないでしょうか。
ストリーミングでDJをすることでレコードやCDを買ったり、音源をダウンロード・購入しなくてもDJができるというメリットがありました。
特に初心者の方が手軽にDJを楽しめる環境ができていたんですが、202o年7月以降はSpotifyでDJをすることができなくなるということが公式にアナウンスされました。

Djay、rekordbox、seratoなど主要なDJソフトやDJ機材でSpotifyに代わり対応していっている、あるストリーミングサービスが注目されています。それがTIDALです。
今回は改めてTIDALがどんなサービスなのかというご紹介とSpotifyとの違いについて解説していきます。

 

目次

 

TIDALとは?

「TIDAL」とはノルウェー発のストリーミングサービスです。
2015年にヒップホップアーティストのJay-Zが買収し、ビヨンセなど有名アーティストの独占リリースを続けたことで一気に知名度が上がりました。

Jay-ZはTIDALにて近年恒例となっている2020年の年末プレイリストを公開しました。
タイトルからもわかるように新型コロナウイルスが2020年に与えた影響が強いことを示しています。
プレイリストのカバーアートには大坂なおみさんが採用されており、2020年に開催された全米オープンの試合でBlack Lives Matter運動のきっかけとなったジョージ・フロイドさんの名前が書かれたマスクを付けた写真が採用されています。
日本でも大きく報じられているのでご存知の方も多いですよね。
アカウントがないと視聴することはできませんが、PCブラウザからプレイリストを閲覧することはできますので気になる方は是非ご確認ください。

▼「2020 vision COVID 19」プレイリストはこちら
https://listen.tidal.com/playlist/91ff925c-b0f6-4c1a-b212-ea451e4e8e6e

TIDALはストリーミングサービスとして世界的に有名なサービスです。
ハイレゾ音源のストリーミングなど業界をリードする動きも見せており、そのためコアなオーディオマニアからも注目されているストリーミングサービスなんです。
それがなぜ日本であまり知られていないのかというと、日本では正式にサービスが対応していないということが理由にあげられます。
かねてから熱望されている声は多いのですが、2020年現在日本でのサービス開始はアナウンスされていません。(2021年9月現在も未定)

世界と日本のストリーミング市場の違いを見てみると、日本では2018年にストリーミングがダウンロードの売上シェアを初めて上回り、2019年にはストリーミング市場がダウンロード市場の約2倍に成長しています。
2020年は新型コロナウイルスの影響もありさらにストリーミング重要というのが増えています。
瑛人の「香水」やYOASOBIの「夜に駆ける」などSNSを中心にストリーミングで火がつき、大ヒットを記録する例が増えています。
音楽を聴く側だけでなく、アーティストにとってもストリーミングサービスは無視できないものになっています。
今後ストリーミングサービスは日本での音楽売上をさらに伸ばしていくことが予想されます。

世界では既にストリーミングサービスの売り上げが全体の約9割を占めています。
ちなみに日本は約65%と世界と比べると日本ではストリーミングが占める割合がまだ少ないですが確実に増えていて、そろそろTIDALも日本で対応となることを期待したいですね!

 

TIDALの登録方法

TIDALは日本ではまだ公式サービスを開始していませんが、実際に日本でもTIDALを使用しているユーザーの方はいます。
しかし登録画面に進んでも日本からのアクセス・登録は拒否されてしまい、使用することができません。
では日本でアカウントを持っている彼らはどうやって登録したんでしょうか。
方法はいくつか考えられます。

  1. 海外に行った際に自分で登録する
    サービスが提供されている国でアクセスをすればアカウントを作成・登録することができます。
    そのため海外出張や旅行で海外に行った際には登録することができます。
  2. 海外在住の知人に依頼する
    もし海外に住んでいる友達や家族がいたら、そこがサービスが提供されている国であれば登録を依頼して日本でもそのアカウントを利用することができます。
  3. 国内で自ら登録する
    先ほどお話ししたように普通にアクセスすると拒否されてしまうため登録はできません。
    実は国内で登録している方はインターネットのIPアドレス(インターネットの住所みたいなもの)を擬似的に海外にすることで、TIDALにアクセスして登録をしています。
    この方法で登録することはできるのですが、TIDALはサービスを提供している国ごとにサービス利用料金も違うため、現地通貨での支払いと為替の変動により請求される金額が変わってしまいます。
    もしこの方法で登録する場合は自己責任となります。

▼それでも登録したい!という方はこちらで詳しい登録方法をご紹介していますので是非ご覧ください。

日本でTIDALのアカウントを作る方法!ハイレゾストリーミング音源のススメ【2020年版】

 

Spotifyとの違い

日本ではまだ正式なサービスを開始していませんが、日本でユーザーが多いSpotifyとはどう違うのか解説していきたいと思います。

楽曲数

現在spotifyでは5000万曲以上が配信されていますがTIDALはそれよりも多い7000万曲以上が配信されています。
もちろん全ての楽曲を聞くのは難しい数ですが、約2000万曲もの違いはかなりの数です。

ハイレゾ

「TIDALはオーディオマニアにも注目されている」と言いましたがその理由はズバリ「音質」にあります。
Spotifyでは無料プランの場合は最大160kbps、有料プレミアムプランの場合は最大320kbpsまで対応しています。
※kbpsとは・・音楽データ1秒間に含まれてるデータ量
分かりづらいかもしれませんが、通常iTunesなどにCDから音楽を取り込む場合デフォルトで設定されているのが128kbpsになります。

またSpotifyでは圧縮音源のMP3よりも高音質かつ高圧縮と言われている形式でダウンロードされています。
Spotifyの音質でも「十分に高い」というレベルなんですが、TIDALはその更に上をいきます。
TIDALは「TIDAL Masters」というサービスでMQAによる96kHz/24bitなどでの配信が行われています。
Spotifyの320kbpsという数値はロスレスに近い値ですが、Spotifyはロスレスまたは高解像度いわゆるハイレゾ音源のストリーミングを提供していません。
それがTIDALでは44.1kHz/16bit、96kHz/24bitでストリミングするサービス「TIDAL Masters」がありハイレゾ音源のストリーミングを提供しています。

日本語楽曲

正確な数での比較は難しいですが、日本でサービスを展開していSpotifyとそうではないTIDALを比較するとどうしても配信している楽曲に違いが出てきます。
当店で確認した中では例えばSpotifyの人気ランキングに何曲も入っている「Official髭男dism」はTIDALで配信されていませんでした。

TIDALで配信されているものとしては嵐やあいみょん、米津玄師などSpotifyでも人気のアーティストの楽曲は
配信されていることを確認できました。
他にも日本の文化として海外にもファンが多い乃木坂46などアイドルグループやLiSAをはじめとしたアニソンなどは配信されているものが多いようです。
また日本でも人気のK-POPではBTSやTWICEを始め、配信されている楽曲が多いようです。
当店でも海外で作成したアカウントがあり日本で人気の楽曲をプレイリストにまとめていますので興味のある方は是非確認してみてください。

▼ミュージックハウスフレンズ TIDALプレイリストはこちら
https://listen.tidal.com/playlist/3e3816e3-bf80-4ccf-9ba5-7aee8dbd073e

TIDALは日本非対応ですのでどうしても洋楽中心になってしまうようです。
DJが使用するクラブミュージックは海外の人気楽曲を抑えられる可能性が高いのでTIDALを使用することはかなりメリットがあると思います。

検索方法

TIDALの検索方法は

  • アーティスト名
  • 作詞した人・作曲した人
  • プロデューサー
  • ミキシング・レコーディングエンジニア
  • 楽器などを演奏したパフォーマー

など公開されている楽曲クレジットの情報を使って検索することができます。

好きな楽曲を作曲した人・プロデュースした人から別のアーティストの新しい楽曲アーティストの発見などができ、新たな出会いを与えてくれます。
かつてレコード屋さんで好きなプロデューサーの楽曲を探していたように「ディグ(dig)る」経験がストリーミングサービスでもでき、DJさんにとって非常にうれしい機能ですね。

 

DJソフト・機材への対応

現在はDJアプリ・DJソフトでも、Spotifyに代わるストリーミングサービスとしてTIDALを推奨しています。
▼こちらの動画でもPioneer DJのrekordboxがTIDALへの対応を開始したことを紹介しました。

これにより、世界のDJさんにとってTIDALの重要性が増してくると思います。
当店としては1日でも早くTIDALが日本で正式にサービスが開始されるのを祈ることしかできませんが、TIDALにどういった音源があるのかは気になっている方も多いですよね。

もし好きなアーティスト、気になるアーティストや楽曲がTIDALへ配信されているのか知りたいという方は当店で確認をさせて頂きますので気軽にこちらからお問い合わせください。

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