【使ってほしい機能トップ6】CDJ−3000の前モデル(CDJ-2000NXS2)の比較も(USB2.0 B端子使用可能!)
※動画掲載時は2020年10月のお話です。
今回はCDJ-3000の”使って欲しい機能トップ6″をご紹介します。
現場のスタンダード機材であるCDJ-2000NXS2と比較しながら解説をしていきます。
単純な紹介だけではなく、CDJ-3000を使ってどのような表現が出来るのかといった実践的な使い方についても触れていきますので、是非最後までご覧ください。
▼前回の動画:CDJ-3000の凄いところトップ6
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【Pioneer DJ】2020年代の業界標準となる「CDJ-3000」登場。新機能詳細と前モデルとの比較など詳しくご紹介!【2020/10/17更新】
目次
1.ギガビットイーサネット
CDJ史上初となる「ギガビットイーサネット」へ対応し、1つのusbメモリーやSDカードの楽曲を最大6台のCDJ-3000で共有できるようになりました。
ギガビットイーサネットとは通信速度が1Gbpsを超えるイーサネット規格の総称で、簡単に例えると沢山のデータを瞬時に転送できる技術です。
この規格に対応することで、CDJ-2000NXS2の接続数が最大4台までだったものが6台までに増えました。
現状でPioneer DJの6チャンネル対応ミキサーがDJM-V10くらいなので使用シーンはかなり限られてしまうと思いますが、おそらく大型フェスなどで活用されることになるのではないかと思います。
6台のCDJを駆使したプレイを是非見てみたいですね。
当店で2台以上のセットをお求め頂くと、こちらのギガビットイーサネットに対応した「スイッチングハブ」をプレゼントします!
2台から4台の用途であってもギガビットイーサネットへ対応しておいた方が良いかと思われますので、当店にて是非ご検討いただけますと幸いです。
今回のこのギガビットイーサネットに対応することによって、6台の接続やマスター波形や後ほど紹介するキーシンクなど転送速度が上がることでより多彩な表現ができるようになりました。
3つの楽曲を同時にプレイする場合でも更に3つの空きができますので余裕が生まれますね。
また今後もこのギガビットイーサネット対応製品が増えることでさらに表現の幅が広がることが期待されます!
2.USB3.0 USB2.0 B端子
パソコンと接続する箇所のusb端子が「USB3.0またはUSB2.0」の形状になりました。
さらにMacbookユーザーに嬉しいUSB-Cの変換ケーブルもお付けしておりますので、USB CのみのMacbookの端末でも簡単にUSB Cから接続することができます!
CDJ-3000とパソコンを接続することによって、USB経由でのLINK接続とrekordboxのHID接続に現状では対応しております。
Serato DJ Proへの対応予定ですので、今後のバージョンアップによってSerato DJ Proが使えるようになります。【2021/9/30追記】ついにSerato DJ ProがCDJ-3000に正式対応致しました。
PCDJだとパソコンによって途中で止まってしまったりレスポンスが遅れたりと不安定な面がありますが、USB3.0、USB2.0で転送速度が上がることでより安定して接続できるようになりました。
3.ループ
4ビートループに新たに8ビートループが独立して追加されました!
これによって瞬時に8ビートループの設定ができるようになりました。
8ビートボタンを押すとビート数が増え、4ビートボタンを押すとビート数が減ります。(タッチパネルでも操作可能です。)
CDJ-2000NXS2では4ビートボタンの長押しで8ビートの設定をしていましたが、そちらと比較するとループの設定がしやすくなったのかなと思います。
さらに裏機能として奇数ループの設定もタッチパネルで瞬時に行えるようになりました。
ループ機能が強化されたことで一瞬で8ビート・奇数ループを設定できるようになり、DJプレイへの余裕が生まれたり、4つ打ちなどのBPM120〜130ほどのテンポからドラムベースやハードコアなどのBPM170以上の早いテンポへのトランジションができたりなど、より表現の幅が広がっています。
4.ビートジャンプ
CDJ-2000NXS2ではタッチパネルでの操作でしたが、CDJ-3000ではビートジャンプ用の物理ボタンが追加されました。
CDJ-3000のビートジャンプの設定方法は、物理キーの設定の場合は「CALL DELETE」ボタンを押しながら「ビートジャンプ」ボタンを押すことでビートジャンプのビート数を増やしたり減らしたりすることが可能です。
ディスプレイでの設定の場合は、ディスプレイの「ビートジャンプ」ボタンをタッチすることでCDJ-2000NXS2のように画面上で操作可能です。
更に先ほどの奇数ループをビートジャンプで別の場所にループを移動させる「ループムーブ機能」も使用できます。
こちらはCDJ-2000NXS2にも搭載されていたので新機能ではありませんが、CDJ-2000NXS2の場合はディスプレイでしか操作ができませんでした。
物理キーを搭載することによって、より直感的に楽器のような感覚で機能を駆使できるようになりました。
これからブレイクに入るシーンで32ビート、ビートジャンプすることによってブレイクを無くしたり、更に流している最中にループをかけたポイントが突然見つかったという事があると思うんですけど、そういった時にループをかけたいポイントにビートジャンプで戻ってそこからループをかけることも可能です。
5.キーシンク
CDJ-2000NXS2には搭載されておらず、CDJ-3000から新たに搭載された機能です。
こちらのボタンを使用します。
注意点はCDJ-3000同士でリンク接続がされている時のみの動作となりますので、例えばCDJ-3000とCDJ-2000NXS2の組み合わせでは操作することはできません。
キーシンクとは相手の曲と全く同じキーにするのではなく、関係調の中で最も変化の少ないキーへ自動で調整してくれる機能です。
関係調は、「同じ調・属調・下属調・平行調・属調の平行調・下属調の平行」の6種類です。
(※属調とは相手の曲の一つ隣のキー、5度圏の中で隣・一つ上のキー。下属調とは5度圏の中で一つ下のキー。)
こちらの機能を使うことによって近いキーに調節してくれるので、音色をなるべく変化させずに合わせることができます。
有名な楽曲を一味違った形で流したり、合わせづらかった楽曲同士も合わせやすくなりました。
6.キーシフト
こちらのディスプレイのボタンを押すとキーシフトのメニューが表示されます。
キーを変更してもそこまでの音の劣化は感じません。
こちらの機能により楽曲の音色をトーンプレイで音を変えたり、次に流す楽曲に向けて徐々にキーを変えていったりと、ただ楽曲をスタート・ストップ、テンポを変えるだけの従来のCDJの使い方だけではなくより楽器的な使い方も可能になりました。
音質比較
前回の動画ではCDJ-2000NXS2と単純に音質の比較をしただけですが、
今回は
- BPMが可変された時の音
- MASTER TEMPOがONになっている状態
- MASTER TEMPOがOFFになっている状態
- リバースになっている時の音質
について検証してみます。
▼音質検証はこちらの動画をご覧ください。(17:40〜)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前回の動画を通してCDJ-3000がいかに進化したかお分かりいただけたと思います。
CDJ-3000は今まで培ったCDJの安定性をそのままに、さらなるスピードと機能を両立させてDJプレイにおけるストレスを大幅な軽減と新たな表現ができるようになりました。
選曲においてはPCDJと同じような感覚で更にスマートフォンのような直感的な操作を取り入れて素早くピックアップできるようになっています。
また既にCDJ-2000NXS2でも高い音質を出していたのにも関わらず、更にそれを超える音質の性能を出すことは難しいと思われます。
パッと聴くだけでもこの音質の進化を把握できるようになったのはダンスミュージックや現場の音の環境を熟知しているPioneer DJならではの成果と考えられますね!
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