世界最大のレコード原料製造工場が全焼、DJへの影響は
2月6日に世界最大の生産を誇るラッカー盤の製造工場(Apollo Masters社)が山火事による火災で壊滅的な被害を受けたというニュースが入りました。
情報元MAJOR VINYL PRODUCTION CATASTROPHE AS APOLLO/TRANSCO LACQUERS BURNS!
元々、世界でもラッカー盤を製造している工場はこのApollo Masters社を含む2社しかありません。更に、残りの1社は日本にあるパブリックレコード(株)で世界シェア約20%の生産をしているとのこと。
レコード盤を扱うことの多いDJへは、どのような影響があるのかお伝えしていきたいと思います。
ラッカー盤とは
レコード盤の製造工程において、ラッカー盤は「原盤」とも呼ばれ一番最初に製造される重要なものです。
そのラッカー盤とは、アルミニウム板に塗装のラッカーを塗り、その塗装面へ針で溝を作ることで音が吹き込まれるものを指します。
Wikipediaでは下記のような製造工程でレコードが作られていると記述しております。
音を、アルミニウム板にラッカーコーティングした「ダブ・プレート」にダイヤモンド針やサファイア針のカッティングマシンで刻み付け、原盤「ラッカー」(lacquer) を作る。
「ラッカー」そのままでは耐久性に乏しいので、表面に銀鏡反応によってめっきを施しその上に更に電解ニッケルめっきを、厚く施した上で剥離する。こうして出来た凸型の金属盤が「メタルマスタ」(metal master)で、これが保存用のマスターディスクになる。
「メタルマスタ」に厚い銅メッキを施し、剥がすと凹型の「マザー」(mother) ができる。これは生産用のマスターディスクになる。
「マザー」にニッケルやクロムで厚いメッキを施し剥がし、凸型の「スタンパ」(stamper) を作る。
「スタンパ」を用いて上記のプレスを行うことでレコード(凹型の溝)が完成する。スタンパは消耗品で、使い潰したら「マザー」からまた新しいスタンパを作る。ここで4.の工程が行なわれる。
プレスしたそのままではビニライトがはみ出しており円形ではないので周囲を裁断、整形する。
ここから分かるように、新曲をレコード盤でリリースする際にラッカー盤が非常に重要な役割を果たすことがよく分かるかと思います。
DJへの影響は
気になるDJへの影響ですが、まず、新曲のレコード盤リリースが遅れる、もしくはリリースが中止されることが懸念されます。
レコードブームで需要が高まる中で既存の曲に置いても、ラッカー盤の生産が追いつかないことからレコード盤の増産が出来ず、市場への影響が出ることも懸念されます。
そのため、DVSのコントロールバイナルも例外とは言い切れません。
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