久々にヒップホップ、ジャズ、ハウス、ビートダウン迄全方位でKOしてくれるアルバムの登場。こういうのを待ってました!待望の来日も控えるマンチェスターからのMoodymannへの回答=
Trus'me主宰
から、初のアーティスト・アルバム
がリリース。記念すべき第1弾を飾るのは、Firecracker
Recordingsから3枚の10inch作品をリリースし,Theo
Parrish、Moodymannといったデトロイト勢は元より,DJ
SpinnaからBenji B、Gilles Peterson、そしてDanny
Krivit迄幅広いDJからの絶賛を集めたイジンブラからの黒い刺客
Linkwood。コレ迄の作品でも聴けた70年代〜80年代のジャ
ズ、ソウル/レア・グルーヴ、ブギー、ディスコをルーツにしたサウン
ドはもちろん、シカゴ・ハウス〜デトロイト・ビートダウン〜Basic
Channel的ダブ・サウンド迄、ブラック・ダンスミュージックの魅力を
全方位で詰め込んだ様な素晴らしいアルバムを届けてくれました。マ
シーン・ソウル・ヴァイブを詰め込んだ「Carbon Units」で幕開
け、コレ迄に無いマッドなブラック・ファンク・ブギーを叩き出す
「Robot Parade」が続き、怒髪点へと誘うソウルフルな
Vo.サンプルから鮮やかな80'sエレクトリック・ブギーの世界へ
と展開する「Fudge Boogie」が登場。この手のサウンドこそ彼の
真骨頂であり、Floating PointやDam Funkに夢中になって
いる人もこれはKO。ピッチダウンして引き続き80'sブ
ギー・サウンドを展開する「Falling」、持ち前のフュージョン
/ジャズ・センスに溢れたエレクトロ・ブギー「Pumpernickel」
と続き、Cro-Magnonにも通じるジャジーなエッセンスを吹き込ん
でのシカゴ・ハウス・アプローチ「Electricity」でブチ上が
り。ジャズ・エレクトリックなノンビートTRK
「Nectarine」を挟んで、再びブギー・ハウス・フィールな
「Chicago Pt.2」で絶頂。そしてRoy Ayresネタを全編
使ってのミッド・ファンク「Tears」が登場。ラストはここ最近の
的デトロイト・ダブ・サウンドな「System」で
チルアウト。絶対にお見逃し無く!!
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