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▼説明
Belden8412の3芯バージョンが、このBelden8423です。バランス転送専用ケーブルです。したがって、このBelden8423のRCA端子のケーブルは、制作致しません。3芯という、特にXLRプラグによるバランス転送に特に合った設計になっています。
Belden8423は、ホット、コールド、アース、と三芯が独立していて、その外側にシールドが別途存在しているという設計です。
その意味は、ホット、コールド、アース(シールド)、と、通常、二芯のケーブルであれば、バランス転送は可能ですが、Belden8423のように、アースとシールドを分けることにより、マイクを使う場合には、ファントム電源を全く汚さずに、マイクに電源を供給することが可能になり、通常の機材同士の接続をする場合にも、その特殊性により、分けられて存在しているシールドが、ケーブル内のアース線を汚すことがありませんので、場合によっては、ノイズが10分の1になる「可能性」を、持ちます。
このケーブルは、それを実現するため、4極-4極の完全結線になります。二本で、16カ所の結線という大変な作業ですが、音のために、妥協しておりません。 なお、Belden8412のほうは、メス側4極、オス側3極という通常のプロ用バランスケーブルの標準の結線になります。なお、民生用のケーブルのほとんどは、3極-3極です。それでも音は出ます。しかし、できれば、二芯のケーブルの場合には、メス4極-オス3極が理想であり、三芯、つまりベルデン 8423のようなケーブルの場合には、メス4極-オス4極が理想になります。この4極-4極のBelden 8423は、確かに最強のバランスケーブルです。4極を生かそうと思いますと、XLRプラグである必要があります。フォンTRSプラグのかたは、Belden8412をお選びください。
3芯+シールドの考え方を、単純化して分かりやすくします。機材本体には、アースが回っています。たとえそれが100ボルト環境で、アース力が弱くとも、アースは回っています。機材本体外側こそが、ノイズを受ける場所です。ノイズを本体で受けて、アースに流してしまうという構造を、どのような機材も採用しています。それゆえ、アンプやその他機材の外側の材質は、アースを回すため、「金属でなければならない」わけです。
3芯+シールドのケーブル、このベルデン8423のシールドも、それと全く同じ考え方でいいです。ケーブル外側のシールドは、機材本体に該当します。ケーブル内部のアース、これは内部配線のアースとみなして、そこには、ノイズを受けさせません。
ノイズは、ケーブルの外側のシールドから、機材の外側を経由して、機材の内部配線にも悪影響を与えず、アース(地、地球)に流れていき、音に悪影響を与えません。
機材とケーブルがまるで一体化してしまったかのように、全てのノイズを外側で受けて、アース(地)に流す、これが3芯+シールドのケーブル、つまりBelden8423の考え方であり、その正体です。
これは、実に基本に忠実な考え方であり、ケーブルという存在を、非常に重んじている考え方だと言えます。ケーブルを機材と全く同等に考えているのが、Belden8423です。
基本的には、その線材は、Belden8412と同じものであるはずなのですが、音は少し違ってきます。ベルデン8423のほうが明るいイメージになります。Belden8423のほうが、さらに多くのノイズを削減しているからだと考えられます。特に、10m、15m、マイクケーブルを引く場合など、又は、ファントム電源を使う場合などに、絶大な威力を発揮します。ただしこれは、XLR-XLR接続の場合に限ります。
このBelden8423は、Belden8412の上級バージョンと考えていただいていいです。Belden8412は非常に優れたケーブルですが、そのBelden8412という、優秀な基本があってこそ、そのうえで、バランス転送専用にチューンされているものが、このベルデン8423だと、お考えください。