小室哲哉さんの引退発表を受けて。「楽曲は退かないで生きていってほしい」
先日、非常に衝撃的な報道がありました。
音楽プロデューサー 小室哲哉 さん の引退発表です。
https://twitter.com/mhfriends/status/954212013487505409
30代も半ばの筆者ですが、小学校・中学校くらいの頃はとにかく小室さんがプロデュースする曲・グループ、ヒット曲ばかりで「小室ファミリー」と呼ばれて、憧れのスーパースターという感じでした。
1997年 1月1日にリリーズされた TK presents こねっと 名義の「YOU ARE THE ONE」は超豪華なアーティストたちが１曲に参加し、オールスター感がハンパなかったです。
「楽曲は退かないで生きていってほしい」
先日の会見でも、自身の楽曲を「子供のようなもの」と表現されており、「楽曲は退かないで生きていってほしいな」ということで声を詰まらせながらおっしゃっている姿は印象的でした。
私もそうですが、音楽の趣味・思考や、思い出の多くに小室哲哉 さんがプロデュースした楽曲の多くがあります。
そういった楽曲も数多く残っていってほしいと思いますし、これからも世に出されていくことを願っております。
当店のような販売店に出来ることは数少ないですが、小室哲哉 さんが携わった作品で、昨年話題となった物がございますのでご紹介をさせて頂きます。
大ヒット・ナンバーのフロア対応型リミックス盤 12インチレコード
H Jungle With t / WOW WAR TONIGHT REMIXED
2,000円 (税込 2,160円)
お笑いコンビ、ダウンタウンの浜田雅功と、音楽プロデューサー小室哲哉のコラボレーションによって生まれたユニットH Jungle With t。
2017年 3月にリリースされた『WOW WAR TONIGHT』の7インチは発売と同時に即完売でした。
こちらは、オリジナル曲のロングバージョンである”2Million Mix(Album Version)”をはじめ、レイヴ/ユーロビート色の強い”Club Mix”、ジャングル・ビートを強調したダビーな”H Jungle Mix”、軽快なラガ・ビートの”Ragga Mix”、ミニマルな導入部からアッパーなジャングルビートへ転調する”Metropolis Mix”、松本人志の語りをメインにドラッギーなアシッド・ダブを展開する”MJ Dub”という、バラエティ豊かな6バージョンを収録。
リミックスを手がけているのは、小室哲哉の右腕としても活躍したミックス・エンジニアDave Fordと、後にTM NETWORKやTRFのミックスも手がけるPete Hammond & Steve HammondというPWL(Pete Waterman Limited）所属のイギリス組です。
浜ちゃん主演ドラマで人気。ラスト・シングルとなった名曲、初アナログ化
H Jungle With t / FRIENDSHIP [7″]
1,600円 (税込 1,728円)
浜田雅功主演ドラマ『竜馬におまかせ!』の主題歌であり、同ユニットのラスト・シングルとなった名曲が2017年、初アナログ化されました。
ニュー・ジャック・スウィング調のトラックに、globeや安室奈美恵など同時代のTKワークスで聴かせるアーバンかつ哀愁漂うメロディー・ラインが印象的なミッド・チューン。普遍的な友情をテーマに書かれた歌詞の評価も高く、後に小室哲哉自身が「手がけた楽曲の中でベスト7に入るほど気に入っている」と語っています。
どちらの楽曲も20年も前の曲ですが、今でも多くの方に愛されている楽曲であると思います。
もちろん、その他の多くの楽曲もそうです。
小室さんが使用している機材など、テレビで演奏されている姿を見る度に、大人になっても釘づけになっていた１人として、今回の引退発表は非常に残念では御座いましたが、その反響の大きさや引退を惜しむ声の多さに 、本当に多くの人々の思い出にも残るアーティストなのだと偉大さを感じるばかりでした。
